第11話 『光と闇の輪舞(ロンド)』 | |
2004.12.9放送 | |
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一方、生徒会執行部でもこの吸血鬼騒動でもちきりとなり、遥は自身でこの事件を解決しようとはりきっていた。さっそく、学園内の教会に対策本部を設け、行動を始める。そんな準備をしている教会の前をたまたま通りかかった舞衣は、遥に呼びとめられ、夜間外出禁止令を言い渡されてしまう。おかげでバイトに行けなくなった舞衣は、仕方なく吸血鬼騒動の真相を凪に確かめに行くのである。 しかし、吸血鬼の正体がオーファンだと思って凪の元を訪れた舞衣だったが、凪から吸血鬼がオーファンではないことや、なに者かがHiME探しを目的に行動しているという話を聞かされ、逆に困惑してしまう。そして、最後に言われた「ウカツに手、出しちゃダメだよ。君たちの力は、あくまで君たち自身のためにあるんだから」という凪の言葉が気になってしまう舞衣なのであった。 結局、早々と寮に引きあげた舞衣。しかし、凪の言葉から、他のHiMEたちが、HiMEとしての自分の存在を主張する姿を思い返してしまう。そして、自分はHIMEとしてどうあるべきかにさらに悩みを深めていくのであった。 次の日、そんなモヤモヤとした気分を晴らしたい舞衣は、命とともに森林公園に遊びに出かけることにした。そして、アスレチックやフリスビーをして楽しみ、偶然公園に居合わせたアリッサの歌声に癒された舞衣の気分は次第に晴れていく。そんな一日を過ごせた舞衣たちは、心地よい気持ちで帰宅の途につくのであった。 やがて、寮に帰宅した舞衣だが、祐一からとつぜん電話を受ける。学園の図書館に呼び出された舞衣は、祐一が昨晩、詩帆といたところを吸血鬼に襲われたことを聞く。祐一は、舞衣と初めて会ったフェリーでの出来事以来、続けざまに身のまわりに起こる事件が気になってしょうがない。すべての真相をはっきりさせたい祐一は、舞衣に執拗に詰め寄るが……舞衣は答えることができず戸惑ってしまう。 しかし、その瞬間。あおいの悲鳴がこだまする。駆けつける舞衣たち。同じく、悲鳴を聞き、駆けつけた遥たち。だが、そこで舞衣たちが見たものは、吸血鬼ではなく、腕に矢が突き刺さり気を失っているあおいと、クロスボウをもち、呆然と立ち尽くす紫子の姿であった。 |
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※テレビ東京での放送日を記載しております。 |
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