第2話 『ヒミツの放課後』 | |
2004.10.07放送 | |
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そのことで、転入初日早々生徒会室に呼び出された舞衣は、執行部長である珠洲城遥(すずしろ・はるか)から尋問を受けてしまう。自分にもどうして学園内の敷地で寝ていたのか、訳のわからない舞衣であったが、ぐうぜん同じ船に乗っていた風華学園の生徒・楯祐一(たて・ゆういち)と弟の巧海(たくみ)が生徒会室を訪ねてきたおかげでようやく解放される。 舞衣は、船内でちょっとした口論のあった祐一を心よく思っていなかったが、舞衣のせいでトラブルに巻き込まれたと思っている祐一にとってもそれは同様。「金輪際、あんたには関わりたくない」と宣言した祐一だが、クラスがいっしょになってしまいお互いに辟易するのであった。 やがて昼となり、朝寝ていた敷地にクラスメートといた舞衣だが、船を沈ませた張本人のひとり、玖我なつき(くが・なつき)を発見する。また命(みこと)を狙いにやってきたと思った舞衣は、その場を飛び出し彼女の眠る保健室へ急ぐが……すでにベッドの上はもぬけの殻。お腹をすかせた彼女は食料を調達に外に出た後だった。なんとか危険を知らせたい舞衣は、授業のことも忘れて探しまわる。ようやく発見するものの、舞衣を警戒し、襲いかかる命(みこと)。しかし、お腹をすかせていた彼女は、その場で倒れてしまうのである。 空腹の命(みこと)を寮の自室に運び入れた舞衣は、彼女に料理を振舞う。満腹になった彼女とようやく会話が成立し、お互いに自己紹介をする2人。だが、それも束の間。危険が迫っていることも説明できず、彼女は再び舞衣の前から姿を消してしまうのである。なつきのことを知らせたい舞衣は、彼女を追うが……途中でそのなつきと出会う。 船での出来事に腹をたてていた舞衣は、なつきから事情を聞こうとやっきになるが、帰ってくる答えは訳のわからないことばかり。再びなつきの口から発せられる「HiME」という言葉……。しかし、そんな問答を繰り返しているときに、なつきといっしょにいた謎の少年・炎凪(ほむら・なぎ)から巧海がオーファンというモンスターに襲われていることを知らされる。 学園の裏山へ向かう舞衣となつき。なつきはその場から離れるように促すが、目の前のオーファンをかえりみず巧海に駆け寄る舞衣にピンチが訪れる……その瞬間、船のときと同じ炎が舞衣の周囲を覆う。舞衣の「HiME」への覚醒が始まろうとしていた……。 |
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※テレビ東京での放送日を記載しております。 |
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