第18話 『――はじまり。』 | |
2005.02.03放送 | |
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舞衣に襲いかかる謎のチャイルド。防戦一方の舞衣を救ったのは命だった。命はそのまま倒そうと立ち向かうが、HiME同士の戦いを避けたい舞衣はそれを止めさせ、なぜHiME同士で戦う必要があるのか問い掛ける。だが、その答えは返ってくることなく、謎のHiMEとチャイルドは舞衣たちの前から姿を消すのだった。 寮に帰った舞衣は、自分の危機を救ってくれた命に感謝しつつも、改めて命に他のHiMEとは戦わないよう言い聞かせる。命にとっては、大好きな舞衣を守りたいだけだったが、敵は倒さなければという兄の言葉が思い返され、複雑な気持ちだった。 そして翌日、巧海にドナーが見つかったことを知らせる舞衣。アメリカの病院へ早く入院させたいと言われたことを伝えるが、巧海はなぜかうかない顔をしている。気持ちを整理したいと言う巧海に、どこか不安さを感じる舞衣だった。 その後、舞衣は、雪之、奈緒たちと碧に呼ばれ花園にやってきた。碧はHiME同士の戦いを避けるように改めて忠告する。だが昨夜、謎のチャイルドに襲われた舞衣を目撃していた奈緒は、自分が同じ立場であればやり返すと言う。そして舞衣がすでにアリッサのチャイルドを倒したことを引き合いに出し、それが自分にとっての脅威だと告げる。アリッサを倒したことは仕方なかったと碧になぐさめられながらも、自分がすでにひとりの人間を消してしまっていたという事実に気付かされ、舞衣は大きなショックを受けるのだった。 放課後、偶然出会ったなつきに自分の気持ちを語る舞衣。不安に染まる舞衣に、なつきは自分のことを話し始める。自分の母が一番地の犠牲になった。だから自分は一番地の陰謀を妨害するために戦っていると言う。自分には大切な人はいない。もしHiME同士を戦わせることが一番地の陰謀であれば、それを邪魔するために戦うだけ。そんななつきの言葉に、舞衣は少し勇気づけられるのだった。 だが、ふたりの前にとつぜん紫子の悲鳴が響き渡る。駆けつけた舞衣たちに、奈緒に襲われたという紫子。軽率な行動を諌めようと、なつきは舞衣の制止を振り切って奈緒を探しに向う。だがその怪我は、紫子のチャイルド「聖ヴラス」によるまやかしだった。 森のなかで奈緒を見つけ、紫子を襲ったことを問い詰めるなつき。だが同じくヴラスの幻術により、自分が逆に襲われたと奈緒は答える。それがごまかしにしか聞こえないなつきは、エレメントを出現させてしまう。舞衣の制止の声も聞かず、戦いに突入するふたり。戦いは次第にエスカレートし、デュランの放った弾丸が、奈緒のジュリアの一部を破壊し、その破片が奈緒の顔面を直撃してしまう。駆けつけた碧がようやくふたりの戦いを止めるが、痛みに震え、そして怒りを隠せない奈緒は、なつきたちに復讐を誓いその場から去っていくのだった。 夜の理事長宅でなんの目的でHiME同士を戦わせるのか、碧は真白を問い詰める。その碧に対し、自分は戦いを進める側の人間であることを真白は告げる。舞衣たちを守るために、力ずくでも真実に迫ろうとする碧。しかしそんな碧の前に、エレメントを出現させた二三が立ちはだかるのだった。 |
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※テレビ東京での放送日を記載しております。 |
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