第48話 起動、カイザーG! |
12月3日放送 |
脚本:吉野弘幸/絵コンテ:柳沢テツヤ/演出:佐土原武之/作画監督:佐々門信芳 |
小惑星タルタロスの監視を続けていたソロン天文台が何者かによって襲撃された。救助にあたったレッドウイングスは天文台の中にまだ要救助者がいることを知らされるが、倒壊の危険があるため突入を躊躇していた。しかし、太陽は何の迷いもなく一人命令を待たずに突入。サバイバルナチュラルの能力を使って危険を察知し、なんとか要救助者を連れて脱出する。そして基地に戻って鈴に手当を受ける太陽。今回はかすり傷程度で済んだが、能力に頼ってばかりではいずれ大怪我をする可能性もある、とその無茶な行動を心配する鈴やエース、教官たちだった。
一方、長官はひとり昔のアルバムを引き出す。そこに写っていたのはかつての同僚カイザー博士だった。マシンAIを共に研究していたカイザーだったが、チームが研究を続けるために軍事利用を承諾してしまったことで一変し、袂をわかつことになってしまった。
そんな中、MRR本部に要島からの緊急出場要請が入る。噴火する予兆がなかった山が噴火したというのだ。早速現場へ向かうMRR隊員たち。その島にはデザスターの基地が隠されている積乱雲によく似た雲が接近しつつあった。
そんななか、ジェイと誠がデザスター基地から持ち帰った情報を解析していた水道橋博士から長官へデータが転送される。そこでカイザー博士がデザスターの創設者と確信を持った長官は、地球規模での環境管理システムを創造するというカイザー博士の研究のテーマを思い出し、子供たちに注意を促す。そして長官は、カイザーの狙いが要島の火山を利用し、重力制御で太平洋プレートを操作して環太平洋火山帯すべてを噴火させようとする計画に気が付く。水道橋博士がVステルスロボから引き出したデザスター基地のデータを元に太陽とジェイは基地のメインコアに突入。コアを爆発させ、デザスターの基地が倒壊していく。すべてが終わりのように思えたその瞬間、すさまじい重力を放ち、燃えさかる炎の中から、カイザーGが誕生するのだった!! |
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