第26話 月面レスキュー、始め! |
7月2日放送 |
脚本:吉田伸/絵コンテ:菱田正和/演出:西村大樹/作画監督:竹内進二 |
無事に月面基地に到着したMRRの子供たち。ムーンベースへの救助者の搬送が完了し子供たちはMRRとしての任務を完了させていた。長官は子供たちに任務を無事終了させたご褒美として自由時間を与えて、月基地の見学を許可する。
喜ぶ子供たちは長官から月の歴史を知るために博物館へ行くようにと言われていたが、アリスがもっと楽しいことをしたいと提案し、子供たちは彼女に賛同する。まんまとアリスの罠にはまった子供たちは、かぐや姫のお芝居をやることになってしまう。月で最初のかぐや姫を演じた女優は自分だと喜ぶアリス。
そのころジェイとステルスロボもまた、月面基地を訪れていた。内部に侵入したジェイは街にある博物館に引き込まれるかのように入ってしまい、馬の首星雲を写した一枚の大きなパネルを見つける。ジェイの傍に寄ってきた老人は、そのパネルを撮った宇宙船の話を語り始める。打ち上げに初めて成功した火星探査船マルス。その調査船が地球と火星を行き来する中で、ひとりの赤ん坊が誕生していたという。その子供は、まさしく宇宙ではじめて誕生した人類なのだ。老人の話を聞いていたジェイの脳裏に突然、幼すぎて忘れていた記憶が甦る。「この子だけは助けてください」と叫ぶ母親の声。そして赤ん坊は救命ポッドで宇宙へ投げ出されたのだ。そしてその赤ん坊こそジェイ自身だったのだ。
そんな中、月面基地に起きるはずがない地震が発生する。その地震はどうやら月面採掘場で起きているらしい。太陽たちは、採掘場で作業をする人たちを保護するため、現場へ向かう。しかし、そこにはステルスロボが待ちかまえていた! |
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