1話〜4話 5話〜8話9話〜12話13話〜17話18話〜21話22話〜25話
26話〜30話31話〜34話35話〜38話39話〜43話44話〜47話48話〜53話

第5話 雷鳴のステルスロボ
2月5日放送
脚本:兵藤一歩/絵コンテ:福本 潔/演出:福本 潔/作画監督:竹内浩志
 完全自動航行を可能にした無人新型輸送機『スカイドルフィン』。この実験航行を無事に成功させれば、無人旅客機の実用化も夢ではない。みんなの期待を乗せて穏やかな空へと飛び立ったスカイドルフィンだったが、突如発生した巨大な積乱雲に呑まれ、コントロールを失ってしまう。
 Kボーイで情報を検索して、このままスカイドルフィンが墜落する可能性が高いことを知った鈴と太陽は、出場指令が無いことにかまわずに、ジェットロボと共に雷雲の中へ飛び込んでいく。そこには、今までのガラゴロとは全く違うデザスターのステルスロボとジェイが、待ち構えていた。
 凄まじい攻撃力でジェットロボを圧倒するステルスロボ。猛攻のなか、鈴と太陽はスカイドルフィンに乗り込みコントロールを取り戻そうとするが、なかなか上手くいかない。やがて鈴はKボーイを使ってプログラムを完全に上書きすることを思い付く。しかし手動操縦になってしまったスカイドルフィンを操縦するのはり鈴と太陽しかいないのだ。プログラムの知識がある鈴と、度胸で操縦桿を握った太陽の活躍でスカイドルフィンは無事に帰還することができた。一方、ハイパージェットロボも辛くもステルスロボを撃退。捨てゼリフをのこしてステルスロボは大空に消えていった。

第6話 緊急! 大隊出場
2月12日放送
脚本:吉岡たかを/絵コンテ:中村憲由/演出:中村憲由/作画監督:榎本勝紀
 茶道の稽古の帰り、小百合は子猫のローラを探す少年ヒデキと出会った。小百合の落とした荷物からKボーイを発見したヒデキは、彼女がMRRの隊員であることを感じとりローラ探しを依頼する。自分も共働きの両親のために寂しい思いをしていた小百合は快く引き受けると、彼女の頼みに一肌脱ぐことにした誠やMRRの一同と共にローラ探しを開始した。
 しかし一同が必死になって探しても、なかなかローラは見つからない。そこでMRRは宮島に内緒でマシンロボたちの出場を決断する。たとえネコ探しでも救助には違いないという信念からだ。だが呼び出されたマシンロボたちは管轄外の任務に困惑気味。それでも子供たちの熱意に押されて、写真片手に草の根作戦を開始した。
 突然のマシンロボ出場に市民も大混乱。そんな中、ポリスロボはトラックの荷台に隠れているローラを発見する。荷台にローラがいることを知らない運転手は、追ってくるマシンロボたちに積載オーバーしていたことをとがめられるのではと逃亡してしまった。トラックを追いかけるMRRの一同たち。そこへ現れたガラゴロに対してポリ スロボはゾーンを展開し戦闘が始まった。
 ポリスロボがガラゴロを倒した頃、ローラを探して公園に立ち寄った太陽は、そこでローラを抱き上げたジェイと出会う。敵味方の初の接近遭遇だが、相手が敵対する存在だと気付かない両者はそのまま別れてしまう。
 結局、偶然からにしろ事件を未然に防いだ功績を認められるのだった。

第7話 めざせ、ロボマスター!
2月19日放送
脚本:兵頭一歩/絵コンテ:菱田正和/演出:菱田正和/作画監督:佐々門信芳
 全国防災週間のパレードで、MRRがお披露目されることになった。それに合わせてマシンロボのロボマスターも決定することもあり、MRRの子供たちも緊張する。そこへ大規模な山野火災発生の報告が入った。約一万人の住民避難が必要であり、一同は緊張しつつも張り切って出場する。
 現場に到着するなりMRRに通信が入った。それは山頂付近で地震観測を行っていた大学教授、近衛徹による協力の申し出だった。近衛の的確な状況報告でMRRの救助活動がスムーズに進行する中、太陽も近衛のいる測候所に到着した。負傷した助手の守山を先に避難させようと、近衛はその場で守山に辛く当たる。
 一度は近衛の気持ちを汲み取り下山を開始した太陽だが、再び火山が噴火したため、自分たちを途中で降ろさせてジェットロボを救出に向かわせた。しかし近衛を無事収容した矢先、火山弾が降り始める。そこでジェットロボはハイパージェットロボに合体し強行突破を慣行。無事に太陽の所に駆けつけた。
 一方、火山のふもとにある街には溶岩流が押し寄せていた。MRRは住民避難の時間を稼ぐためにビル群を倒し堤防とする作戦を開始する。各マシンロボたちはハイパー合体し、空間認識能力に優れる大地の指示に従いビルで堤防を築き上げる。作戦は成功し溶岩流を食い止めることに成功した。
 そして測候所に向かった太陽との連絡が断たれ、心配していたMRRの仲間たちの所へ太陽の無事とレスキュー完了の連絡が入り、喜び合う一同。
 後日、パレードでロボマスターが発表された。ドリルチームのロボマスターには大地が指名され、ポリスチームのロボマスターには誠、ファイヤーチームのロボマスターにはエースが抜擢される。そしてジェットチームには晴れて太陽が選ばれたのだった。

第8話 激突! ジェット対ステルス
2月26日放送
脚本:岡崎純子/絵コンテ:神戸 守/演出:西村大樹/作画監督:竹内進二
 ロボマスターになった太陽は有頂天。ロボマスター就任を祝うシークレットパーティーを準備する女の子たちにも気付かず大騒ぎだ。そこへ、ヒマール山脈・チョモレストの山頂付近で遭難事故発生の知らせが入った。太陽は仲間たちの先頭に立ち、勇んで出場する。
 ボンやエースたちが太陽の暴走ぶりを危ぶむ中、太陽は気にせず張り切って救出活動に取り組んでいた。そしてジェットロボに遭難者を任せ、自分は危機察知の感覚に従い、別の遭難者の捜索に向かってしまう。
 雪崩が起こったのはその時だった。いつ次の雪崩が発生してもおかしくない状況下、太陽は足を滑らせた崖下で1名の遭難者を発見、すぐに手当てを始める。そこへジェイが現れ、いきなり攻撃を仕掛けてくる。
 その頃、太陽との合流を急いでいたジェットロボにもステルスロボが挑戦してきた。戦闘を察知した宮島たちがゾーンを張ろうとするが、ステルスロボの攻撃が激しくそれもできない。激しい戦闘の余波でついに雪崩が起きてしまった。ジェイとステルスロボが撤退し、太陽も横穴に飛び込んで助かるものの、激しすぎた戦闘でジェットロボは大ダメージを受けてしまう。責任を感じた太陽は帰還後、Kボーイを置いて寮を出てしまうのだった。


1話〜4話 5話〜8話9話〜12話13話〜17話18話〜21話22話〜25話
26話〜30話31話〜34話35話〜38話39話〜43話44話〜47話48話〜53話
©サンライズ/プレックス
注意:内容および画像の転載はお断りいたします。 作品に関するお問い合わせはこちらまで。