星界の戦旗III

各話紹介

STORY

Volume 01「めぐりあう星たち」

めぐりあう星たち:場面1
めぐりあう星たち:場面2
帝国暦956年、星界軍は分断した「人類統合体」の領域に残存する敵艦隊を制圧すべく『狩人作戦』を開始した。バースロイル艦長ラフィールとジントは『流刑惑星ロブナスII』の戦いにまきこまれるがスポール提督決死の作戦で辛くも脱出に成功する。
そして生還を果たしたジントは一時的に軍を離れ、ラフィールと共にハイド星系を目指していた。『狩人作戦』により帝国領に復帰した故郷を統治するために……。

Volume 02「家族の食卓」

家族の食卓:場面1
家族の食卓:場面2
惑星デルクトゥーに親友を訪ねたジント。だがそれは、アーヴ貴族になってしまった自分と友との間に横たわる、埋めがたい溝の深さを確認する結果となる。
一方ハイド星系では、発足したばかりの第一蹂躙艦隊(ソーヴ・ディレール・カースナ)による軍事演習が進行しつつあった。だが、その有人惑星マルティーニュはまだ<帝国(フリューバル)>に降伏していないのだ。ソバーシュの襲撃艦(ソーパイ)<フリーコヴ>に便乗し、ジントは故郷へと急ぐ。そこに待つのは、夢にまで見た家族との再会か、それとも哀しく残酷な別離なのか…。