#Sere 07「かわりゆくとき」
武器を片手に、突如踏み込んできたチーム・ブルー。ニードルガンを向けられ、動けなくなるブリッジ一同。一般訓練生たちに何も知らせないやり方と、リベールにいた工作員を見捨てたことを指摘され、たじろぐツヴァイたち。祐希は隙を狙ってブルーに飛びかかるが、敢え無く取り押さえられてしまう。艦内放送を通じて、ブルーの腹心であるフー・ナムチャイは隠蔽された情報を次々と暴露する。広がるツヴァイへの批判。ブルーは監査役として艦長席につき、力でブリッジを占拠する。そしてリヴァイアスは、昴治の提案により、安全と思われる火星へのルートを辿ることになった。
なりゆきでブリッジで働くことになった昴治とファイナ。与えられた仕事をこなすあおいたち。ブルーがもたらした新しい秩序により、艦内は微弱ながらも平穏が保たれていた。
続行されるヴァイタル・ガーダーの操縦訓練。事あるごとにたてつく祐希に、ブルーは暴力で一喝を入れる。ボロボロになった祐希の姿に、昴治は複雑な感情を抱く。過去の話を持ち出しては、再び言い争いとなる2人。徐々に浮き彫りになっていく不仲の訳と、両者の想いを、眠ったふりのイクミは察知する。
そんな中、ブリッジのルクスンは、モニターに映る巨大な陰を発見する。「イカの形をしている!」と絶叫するルクスン。発言を無視するツヴァイたち。そして、その物体(ヴァイア生物)が通り過ぎる瞬間、艦内は大きく傾く。その時、よろけた昴治とファイナは…。
脚本:黒田洋介 作画監督:寺岡 巌 演出・画コンテ:北村 真咲
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