#Sere 06「ぼくのせつな」
祐希に殴られ、痣だらけの昴治。不快な気分を引きずりながら作業する昴治は、明弘から「相葉くんもイクミくんに引っ張られてるじゃない」という厳しい指摘を受け、更に思い悩む。 ブリッジでは、艦内の混乱を避けるため、ゲドゥルト内に居るという現状報告を控えることが決定付けられる。同時期、チーム・ブルーは、暴力とクリフ・ケイの色気でチャーリーを嗜め、隠蔽された情報を聞き出していた。
そして、新システムであるヴァイタル・ガーダーに可能性が求められ、グラン・マクダニエルは自らその指揮役をかって出る。
だが、その申し出は「いざとなったら逃げ出すため」という裏の心が隠されていたものだった。クルーとして召集される成績上位者4名。その中には祐希とイクミの姿もあった。話し掛けてくるイクミに、祐希は反抗的な態度をとる。結果、2人は殴り合いの喧嘩へとなだれ込む。そんな中、突如、激震する艦内。倒れ込む訓練生たち。思わず抱き合ってしまう昴治とファイナ。シュタイン・ヘイガーは進行方向に蒔かれる爆雷を発見し、ブリッジは混乱状態となる。駆け付けた昴治やイクミに協力を要請し、なんとか状況を回避しようとするが、下方から接近する魚雷の存在に一同は震撼する。そしてユイリィの機転により、放たれた重力フィールドが、ぎりぎりのところで魚雷を撃墜する。一方、外壁として残されていたリベールは沈み行き、捕われていた工作員らも無惨な状態でその中に放置されていた。そのことを知ったチーム・ブルーは、遂にある行動に出ることに…。
脚本:黒田洋介 キャラクター作艦:門 智昭 メカニック作画監督:吉田 徹 演出・画コンテ:吉本 毅
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