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『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』初日上映会レポート到着!

2021年06月11日更新情報
機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ

本日6月11日(金)『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』の全国ロードショーを記念して、全国の公開劇場にて、公開記念スペシャルトーク付き初日上映会が実施されました。

上映会では、主人公ハサウェイ・ノア役の小野賢章さん、ギギ・アンダルシア役の上田麗奈さん、ケネス・スレッグ役の諏訪部順一さんが登壇し、ついに上映を迎えた心情を明かされました。今回、そのレポートが到着したのでご紹介いたします。

本日6月11日(金)に公開された『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』ですが、公開記念スペシャルトーク付き上映会が本日行われ、本作の主役ハサウェイ・ノア役の小野賢章さん、ギギ・アンダルシア役の上田麗奈さん、ケネス・スレッグ役の諏訪部順一さんが登壇した挨拶映像が本編の前に上映されました。

数回の公開延期を経て、ついにこの後お客様に向けて上映ができる事に対し、小野さんは「本当に、やっと、という気持ちでいっぱいです。何回もお待たせしてしまいましたが、本当にこの日を迎えることができて本当に嬉しいです」と感慨深い思いを語られました。上田さんは「私もすごく嬉しいです!制作チーム一丸となって一生懸命作った作品です。楽しんで見ていただけると思います」と述べられました。諏訪部さんは「ガンダムチャンネルでAパート+オープニングを公開しているので、延期していく中で、ちょっとずつ本編を公開するんじゃないかと思ってヒヤヒヤしておりましたが(笑)、無事公開できて本当に嬉しいです」と率直な気持ちを語られました。

演じるキャラクターの魅力を聞かれ、小野さんは「ブライト・ノアの息子で『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』のアムロとシャアの想い、衝突を間近で経験した人物です。どのように地球を守るのか、苦悩しながらもがきながら、前に進んでいくのが魅力的な部分だなと思っています」と答えられ、上田さんは「ギギは大人っぽいところと少女っぽいところをどっちも合わせ持っている、すごく不思議でミステリアスな雰囲気も持っています。そこが、男性を弄んでしまう魅力に繋がっているのかなと思います」。
男性陣も「魅力しかない」「魅力の塊」と絶賛。諏訪部さんは「連邦軍の司令官ということで軍人らしい厳しさももちろんありつつ、プライベートでは気さくなところもあり、そういうONとOFFがしっかりとあるのが魅力的な社会人だな、と思っております。また、大人の余裕も魅力の一つかなと思います」と話されました。

アフレコ収録時の思い出も多く語られ、収録前に1時間以上、村瀬監督や小形プロデューサーと作品についてお話ししたことについて、小野さんは「収録がもう2年前くらいなので記憶が曖昧ではありますが、独白のシーンが印象的ですね。このシーンの監督のイメージは、空っぽの部屋に丸いすと上からの明かりのみ、丸椅子に座っているハサウェイが、ポツポツと自分の心情を誰にいうでもなく、言ってください、と言われたのがとても印象に残っていますね。他にも、色々とアドバイスはいただきましたが、最終的にはそのディレクションが一番印象に残りました。これから、このシーンかな?と思いながら見て欲しいですね」と語られました。
上田さん「個人的に印象的なのは、ハサウェイは衝動的な人間だが、そうではないように振舞っている。だからこそギギと関わるのは怖い。というのがとても印象に残っています。ギギはギギらしく、ハサウェイと関わっていいんだな、と役作りのヒントにもなったし、ハサウェイはそんな人なんだなと、思いました。」
それに対し小野さんは「収録時の並びが今と一緒だったんです。右側(上田側)からの引力がすごかったですよ(笑)。魅力的なお芝居をされるので、引っ張られないよう、引っ張られないよう左側重心に頑張りました。」と笑いを誘われました。
諏訪部さんは「ファースト(ガンダム)から見続けているので、特別なレクチャーは受けていないんです。ケネスは、思ったことがすぐ表情に出ちゃいますし、見た通りのアウトプットをしていけばケネスになるという感じだったので、自分的にも、建前と本音がきちんとある、社会人として共感できる部分が多々ありました。素直に演じていました」。

特に思い出に残っていることを聞かれた「激辛ですかね……(笑)今作の番宣を兼ねてたくさんのTV出演をさせていただき、やっぱりガンダムってすごい作品で、皆さんから期待されている作品なんだなって、改めて実感しましたね」。
上田さん「4月13日のイベントで[Alexandros]さんの生ライブを拝見したのはかなり衝撃的でしたね。今作は音楽も本当に素晴らしくて、流れるタイミングも最高で聞いていて心地いいのですが、主題歌もとても素敵で、ハサウェイにぴったりだと思っているので、それを生で聞くことができて、この作品が始まったんだなと感じて感動的でした。ぜひ音にも注目して見ていただけると嬉しいなと思いました」。
諏訪部さん「昨年の3月24日のキャスト発表イベントですかね。『逆襲のシャア』時の古谷(徹)さんと池田(秀一)さんの生アフレコ。これをまさか生で聞ける日が来るとは思わなかったので、自分にとってご褒美のようでした。この仕事をして来てよかったと感じられる瞬間でした」と、思い出を語られました。

今作はどのような存在かという質問に対し、小野さんは「ハサウェイを演じるにあたり、すごく悩みながら収録させていただきました。自分にとって、答えを探し続ける作品だなと思います」。上田さん「ガンダムに触れるきっかけになった作品になりました。まだ触れたことのない人も、この作品をきっかけに旧作に触れたいと思っていただけると嬉しいなと思います」。諏訪部さん「ご褒美という感じですね。宇宙世紀シリーズにようやく今回関われてうれしかったです。劇場試写で本編を観たのですが、本当に面白かったです。しっかりと「映画」でした。自信を持って見てくださいと言える作品です」。と述べられました。

小野さん「何も言わず、百聞は一見にしかず、大迫力な映画になっております。ぜひ楽しんでご覧ください。ありがとうございました。」と締めくくり、見ごたえのある上映となりました。