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第151話 「かごめ 本能の選択」
脚本:隅沢克之/絵コンテ:加瀬充子/演出:山本 恵/作画監督:中西麻実子
 白童子の片割れの奈落の赤子は、神無の手で人間の城に隠されてた。その城下に琥珀の姿が。
 一方、かごめは死魂虫を追って滝壺に眠る桔梗を見つける。奈落の瘴気に蝕まれた桔梗を救うか否か、問う式神たち。迷わず救うと答えたかごめは水中に入り、式神たちが手に入れた墓土を浄化して桔梗の傷口に当てた。その時、桔梗の内面世界を幻視するかごめだが、目覚めた時には覚えていない。回復した桔梗は礼も言わず立ち去る。そこへ駆けつけた犬夜叉とつい喧嘩してしまうかごめ。だが、桔梗はかごめの温もりを感じていた。
第152話 「守れそして奪い取れ!」
脚本:千葉克彦/絵コンテ:須永 司/演出:阿宮正和/作画監督:佐久間信一
 奈落と関わってから邪魔ばかり入ると考えた阿毘姫・鉄鶏の母娘は奈落の妖怪たちが寄りつかない場所を怪しみ城攻めを決行する。その城には白童子の片割れの赤子の警護を命じられた琥珀が潜んでいた。琥珀は城の人々との暮らしの中で、記憶にはないものの退治屋時代の安らぎを覚える。だが、阿毘姫の妖怪鳥の急襲がそんな安らぎを吹き飛ばした。赤子を守るために駆けつける琥珀。一方、鳥の動きを察知した犬夜叉たちは城へ急行し、阿毘姫と対決。四魂のかけらの気配が示す行方を追う珊瑚が別行動を取る。その琥珀には、まわりの者たちを殺して赤子を奪い取れとの奈落の命令が下る。
第153話 「運命は残酷な再会」
脚本:千葉克彦/絵コンテ:石原立也/演出:石原立也/作画監督:池田晶子
 奈落を嫌った阿毘姫は、奈落に関わりある人間の城に攻め込んだ。そこには神無と琥珀が潜み、密かに白童子の片割れの赤子を守っていた。落城に気付いた奈落は、周りの者たちを殺して赤子を奪い取れと琥珀に命令。琥珀は実行してしまう。そこへ駆けつけた珊瑚は、奈落に操られて惨劇を繰り返す琥珀をどうすれば救えるかと思い悩む。が、姉・珊瑚との再会で父や仲間を殺めた記憶を取り戻した琥珀は、差し違えてでも奈落を討つと誓う。一方、神楽は白童子の片割れが奈落の心臓だと気付く。
第154話 「あの世とつながる妖怪」
脚本:大和屋 暁/絵コンテ:須永 司/演出:小倉宏文/作画監督:佐久間信一
 犬夜叉に再会した桔梗は、奈落がじきに向こうの世界へ行き、かごめの目を使って四魂のかけらを見つけさせるはずだからかごめは連れて行くな、と助言した。代わりに自ら赴くつもりの桔梗が完全に治っていないことを心配した犬夜叉は引き留める。桔梗は、使えるかどうかはかごめ次第だと鬼蜘蛛の洞穴の土を塗った矢を託し、戻った犬夜叉はかごめに矢を渡す。一方、阿毘姫と鉄鶏と対峙した奈落は、血を集めたことを確かめるとふたりを倒し、結界を解いて鳥の巣へおびき寄せた犬夜叉たちの前で、あの世とこの世の境への道を開く。
第155話 「四魂のかけらを守る鬼」
脚本:武上純希/絵コンテ:佐藤照雄/演出:佐藤照雄/作画監督:中島里恵
 鉄鶏の首をはねた奈落は、迸った血の河に乗って、あの世とこの世の境へ向かう。罠と知りつつ追う犬夜叉たち。そこへ一歩遅く着いた殺生丸は、他に入口はないかと神楽に問う。一方、妖怪の墓場に到着した犬夜叉たちは、犬夜叉の父の骸に巣くう髑髏に攻撃された。髑髏はなくなった先代の宝仙鬼。悪しき者の力で汚れることを嫌った四魂のかけらの望みを聞き、ともに妖怪の墓場へ来たのだ。だが、近くで身を潜める奈落の力で邪気に染まり始めた宝仙鬼は、かけらは誰にも渡さぬと犬夜叉を攻撃、千尋の谷底へ落としてしまう。
第156話 「墓前決戦! 殺生丸vs犬夜叉」
脚本:隅沢克之/絵コンテ:加瀬充子/演出:鳥羽 聡/作画監督:佐久間信一
 神楽によって火の国に案内された殺生丸は、死者の門を守る牛頭馬頭を天生牙で押さえ、あの世とこの世の境にある妖怪の墓場へ赴く。一方奈落は、宝仙鬼の金剛石の鎧をかごめの破魔矢が砕いたのを見てとると姿を現し、宝仙鬼が守る四魂のかけらを狙う。谷底から戻ってきた犬夜叉は奈落相手に爆流破を放つが、結界に遮られ打つ手を失う。ついに宝仙鬼のかけらを奪い取る奈落。そのかけらこそ、最後の四魂のかけらだったが、そこへ殺生丸が推参する。