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第157話 「奈落を貫け金剛槍破」
脚本:大和屋 暁/絵コンテ:川瀬敏文/演出:阿宮正和/作画監督:中西麻実子
 奈落に最後のかけらを奪われた宝仙鬼は、自分を斬れと犬夜叉に促した。犬夜叉の鉄砕牙は強い妖怪を斬るとその妖力を受け継ぐのだ。だが、殺生丸の攻撃を受けた奈落が切り口から瘴気を噴き出し、仲間達が危機に陥ると、犬夜叉は妖力アップを放棄して仲間を救うため瘴気を払う。だが、その選択が犬夜叉に宝仙鬼の金剛槍破を会得させる。犬夜叉に結界を破られた奈落は殺生丸に粉砕され、現世へ戻ろうとする。その時、かごめが桔梗の矢を奈落に放つ。間一髪、現世に戻った奈落は白童子を身代わりにして生き延びる。奈落が残したかけらを手に入れた犬夜叉達も現世に戻る。
第158話 「大暴走無数の妖怪ネズミ」
脚本:千葉克彦/絵コンテ:石原立也/演出:石原立也/作画監督:池田晶子
 桔梗をおびき出すため、白童子は厨子鼠の大群を野に放つ。村々を食い尽くす鼠達は斬っても死なず、倍に増え続ける。その鼠達に遭遇する犬夜叉達。退治するには鼠を吐き出す厨子を壊すしかない。珊瑚と弥勒は鼠の出所を探す。一方、桔梗は鼠を滅するため、魔寄せを施す。その魔寄せの木を犬夜叉達が発見。一方、厨子も見つかるが、そのそばには、奈落の弱点の心臓(白童子の片割れの赤子)に辿り着くため、奈落の命令に逆らえない琥珀がいた。事情を知らない珊瑚は、悲壮な決意で琥珀と対決する。
第159話 「琥珀の決意と珊瑚の心」
脚本:千葉克彦/絵コンテ:西森 章/演出:鳥羽 聡/作画監督:佐久間信一
 心臓の赤子に辿り着き、仇を討つため、奈落の命令に逆らえない琥珀。真実を知らない珊瑚は、琥珀が守る妖怪鼠の厨子を壊そうと挑みかかる。一方、魔寄せの木は白童子が放った妖怪によって枯れた。木の霊力は失われ、妖怪鼠は珊瑚と琥珀と雲母を襲う。だが、その時、桔梗の破魔の矢が厨子の結界を破る。犬夜叉は鉄砕牙で厨子を粉砕。鼠達は消えた。だが、琥珀は奈落を倒す決意を胸に奈落のもとへ戻ってしまう。琥珀を憎めない自分を責める珊瑚だが、弥勒はそれが人の心だと慰める。一方、自分に仕掛けて来た奈落を、桔梗は探し始める。
第160話 「幸せを呼ぶフタマタ暴力男」
脚本:高橋哲子/絵コンテ:須永 司/演出:佐藤照雄/作画監督:中島里恵
 桔梗が生きていたことを楓に報告する犬夜叉。桔梗を思い続ける犬夜叉に落ち込んだかごめは犬夜叉には告げずに現代に帰る。すると犬夜叉はかごめの家までかごめを追ってくるが、かごめがママからもらった自転車を破壊。奮闘もむなしく直せなかった犬夜叉は弁償のためアルバイトを開始する。一方、かごめの落ち込みぶりを心配した由加、絵理、あゆみがかごめの家まで犬夜叉に会いに来た。半妖の正体がばれたらまずいと動転するかごめだが、三人は犬夜叉に好印象。嬉しくなったかごめは自転車の一件を許す。
第161話 「弥勒法師 昔のあやまち」
脚本:大和屋 暁/絵コンテ:加瀬充子/演出:阿宮正和/作画監督:中西麻実子
 2年前、弥勒が病を治したという娘・志麻は、薬草を煎じるために水を汲んだ湖の主様(妖怪)に求婚され困っていた。再会した弥勒に救いを求めた志麻は弥勒を許嫁だと慕う。驚く珊瑚は昔のことだろと言いつつも怒りが抑えられない。そこへ当の主様が志麻を迎えに来た。だが、志麻は嫁になる資格がないと断る。すでに弥勒と結ばれたというのだ。怒った主様は大ナマズの本性を現して志麻をさらってしまう。珊瑚は志麻を助けようとして水の中に引き込まれた。そこを弥勒が救い出す。昔のあやまちは志麻の嘘と明かされ、珊瑚は弥勒と仲直りする。
第162話 「殺生丸様と永遠に一緒」
脚本:千葉克彦/絵コンテ:西森 章/演出:小倉宏文/作画監督:佐久間信一
 子供達がさらわれ、法力の強さと妖怪嫌いで音に聞こえた僧・雲涯率いる法師達が退治に乗り出した。笛で子を集める妖怪・音獄鬼はりんもさらう。犬夜叉達はりんと殺生丸の行方を探す邪見と遭遇。その頃、隠れ家を突き止めた雲涯達は音獄鬼を退治し、子供達を人里へ返そうとする。だが、りんだけは拒絶する。そこへ殺生丸が出現、雲涯は殺生丸の妖力に敗れる。殺生丸と帰るりん、犬夜叉と一緒にいるかごめに、戸惑いを隠せない雲涯。りんは殺生丸と一緒にいることが幸せなのだ。