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第115話 「吸い込まれる黒い光」
脚本:隅沢克之/絵コンテ:福本 潔/演出:小倉宏文/作画監督:中島里恵
  力が増した白霊山の聖域に阻まれ、千代達の村から去った桔梗だが、同じ死人である七人隊の行く末を確かめるため、蛮骨の後を追う。殺生丸は蛇骨と睡骨の襲撃を受け、りんをさらわれてしまう。医者の顔に戻った睡骨はりんを連れて千代達の村に帰るが、本性は七人隊のままだった。村人を惨殺した睡骨は、蛇骨の前で千代達を始末しようとするが、睡骨の善の心が邪魔する。一方、桔梗は、睡骨の汚れた四魂の気配を察知し、千代達の村のそばまで来た。
第116話 「さらけだされた真実の顔」
脚本:隅沢克之/絵コンテ:西澤 晋/演出:阿宮正和/作画監督:佐久間信一
  千代達を殺せない睡骨を止める蛇骨。殺生丸の追撃を察知したのだ。聖域内に移動した二人は、殺生丸の待ち伏せを受けた。聖域の影響で動きが鈍い殺生丸だが、睡骨を闘鬼神で串刺しにし、蛇骨の胸を爪で切り裂く。だが、死人の二人は死なない。りんを殺めようと睡骨。その時、桔梗が放った破魔の矢が睡骨の喉を射た。矢によって四魂のかけらの汚れを浄化された睡骨は、善心を取り戻し、かけらを取って死を選びたいと桔梗に頼む。躊躇する桔梗だが、睡骨のかけらは蛇骨が奪い去り、睡骨は桔梗の前で白骨に帰った。
第117話 「炎の川に消えたアイツ」
脚本:千葉克彦/絵コンテ:加瀬充子/演出:佐藤照雄/作画監督:中西麻実子
  死んだ銀骨のかけらを勝手に使った煉骨は、蛮骨を裏切ったことになり、もう後戻りできない。さらに力を求め、鋼牙が持つ四魂のかけらを奪おうと攻撃してきた。炎に強い火鼠の衣をかごめに貸した犬夜叉は、爆薬を使おうとした煉骨に飛びかかり、一緒に川に飛び込んでしまう。だが、大爆発直前に煉骨が爆薬から手を離したので犬夜叉は無事だった。かごめは泣きながら喜ぶ。一方、蛮骨と再会した煉骨は、内心の謀反心を隠して蛮骨に従う。同じ頃、白霊山の奥に進んだ弥勒と珊瑚は、かすかな邪気を察知する。
第118話 「白霊山の奥の奥」
脚本:大和屋 暁/絵コンテ:石原立也/演出:石原立也/作画監督:池田晶子
  白霊山内の邪気の正体は奈落の妖怪達と神楽。珊瑚を守るため、命をかけた弥勒は風穴を開き、毒虫諸共妖怪を吸い込んで戦う。だが、力尽き昏倒。弥勒達を心配した犬夜叉は、鋼牙にかごめを託して単身白霊山へ。そこへ現れた煉骨の攻撃で飛ばされた犬夜叉は、聖域に浄化され人間になってしまう。一方、風穴を開き毒にやられた弥勒に動揺する珊瑚。弥勒は一人で逃げろと促すが、「一緒に死ぬ!」と珊瑚は動かない。だが、再び聖域内に入っていたため、二人は助かる。煉骨から逃れた犬夜叉だが、行く手を蛇骨が遮る。
第119話 「神々しい悪意の聖者」
脚本:武上純希/絵コンテ:山本恵/演出:山本恵/作画監督:佐久間信一
  弥勒と珊瑚は、白霊山内で白心上人の木乃伊と対面した。上人が奈落に手を貸す理由を語る。弥勒は「責めるつもりはないが、奈落を守る結界をそのままにしてはおけぬ」と、風穴を開いて上人と対決。一方、蛇骨と戦う犬夜叉は窮地に陥っていた。犬夜叉にとどめを刺そうとする蛇骨。だが、弥勒の風穴が白心上人の力に勝った。結界を破られた白心上人は、弥勒達の前から逃げ去る。同時に白霊山を覆う聖なる結界の力が弱まり、犬夜叉は妖力を取り戻す。
第120話 「さよなら蛇骨の鎮魂歌」
脚本:大和屋 暁/絵コンテ:宮地昌幸/演出:鳥羽 聡/作画監督:中島里恵
  妖力が戻った犬夜叉は蛇骨に勝って白霊山へ急ぐ。蛮骨に謀反心を抱く煉骨は、傷ついた蛇骨からかけらを奪い殺してしまう。その頃、桔梗は白心上人の木乃伊と対面して、奈落に惑わされた哀しい魂を成仏させる。雲母と七宝を鋼牙に預け、かごめが白霊山の結界へ踏み込む頃、裏切りを許さない蛮骨は煉骨を処刑した。一方、白心上人が成仏して白霊山の結界が消え、山から無数の妖怪たちが飛び出し始めた。鳴動する白霊山の洞穴では、、犬夜叉と蛮骨の一騎打ちが始まる。