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第97話 「帰ってこない雲母」
脚本:大和屋 暁/絵コンテ:山本 恵/演出:山本 恵/作画監督:佐久間信一
  雲母が姿を消した。心配する珊瑚。失踪理由を推理した七宝は犬夜叉達を責め、反省を促す。と、その時、森に轟音が響いた。駆けつけた犬夜叉達は、妖怪に襲われた男を逃がすが、散らばる骨の中に、かごめが雲母にあげたスカーフを発見! 雲母が喰われたと信じた珊瑚は妖怪を退治するが、雲母を失った悲しみに暮れる。その時、雲母が現れた。一緒に来た冥加の話だと、雲母を借りると七宝に伝言したが、七宝は寝ぼけて忘れたらしい。七宝を懲らしめる犬夜叉。一方、珊瑚は大切な雲母との再会を心から喜ぶ。
第98話 「洞窟には桔梗とかごめの二人だけ」
脚本:大和屋 暁/絵コンテ:石原立也/演出:石原立也/作画監督:池田晶子
  助けを呼ぶ声に誘われ洞窟に入ったかごめは、そこで桔梗と出会う。死魂が足りず弱った桔梗は、脱出を促すかごめに無駄だと言う。二人が居たのは実は妖怪『巫女封じ』の体内。弱った桔梗を背負って巫女封じの中心に急ぐかごめ。その温もりに桔梗は強さを感じる。妖怪の中心に着いたかごめが破魔の矢で妖怪の心臓を狙うが、倒せない。桔梗が手を貸せと言う。桔梗とかごめの協力で四魂の三つのかけらが一つに。そのかけらをかごめが妖怪の心臓に射ると、巫女封じは洞窟と共に消えた。死魂を補給して回復した桔梗は、去り際、何故自分を助けたのかと問う。かごめは「あなたがいなくなると悲しむ人がいるから」と答えるのだった。
第99話 「鋼牙と殺生丸 危険な遭遇」
脚本:千葉克彦/絵コンテ:新留俊哉/演出:佐藤照雄/作画監督:佐久間信一
  些細なことで鋼牙とケンカした銀太と白角は別行動。途中、殺生丸一行と出会った二人は、殺生丸の連れの子供・りんを見て、昔、仲間の狼が襲った事件を思い出す。鋼牙と殺生丸が出会えばまずいと奮闘するが、あえなく失敗する二人。そこへ鋼牙へ現れた。惨劇の始まりか! と怯える銀太と白角。だが、殺生丸は何事もなくその場を去る。奈落を追う殺生丸はあえて鋼牙に構う気はなく、鋼牙も犬夜叉の兄に遺恨はなかったのだ。奈落を追うのは、仲間の仇討ちのためと思い出した二人は、喜んで鋼牙についていく。
第100話 「悪夢の真実 嘆きの森の戦い」
脚本:隅沢克之/絵コンテ:山本 恵/演出:山本 恵/作画監督:菱沼義仁、山本直子
  毒蛾妖怪・蛾羅丸の繭に閉じこめられたかごめたちは、それぞれの悪夢に苦しめられる。現実の中、ひとり戦う犬夜叉は、ついに蛾羅丸を倒すが、妖術の繭は消えない。繭の中でかごめたちが蛾に変化していく。焦る犬夜叉は仲間達に呼びかける。それはかつて犬夜叉が励ました言葉になって仲間達の心に届く。目覚めたかごめたちはそれぞれ繭を自力で破って生還。破られた繭の向こうに揺らぎを見つけた犬夜叉が鉄砕牙で結界を切って、一同は蛾羅丸の嘆きの森から脱出する。
第101話 「あれから七年目のなごり雪」
脚本:武上純希/絵コンテ:福本 潔/演出:福本 潔/作画監督:佐久間信一
  季節はずれの雪の中、弥勒が不思議な女・こゆきに連れ去られた。猟師夫婦から雪妖怪の話を聞かされたかごめたちが探すと遭難した珊瑚を発見。一方、こゆきに案内された弥勒は、大勢の子供赤子に迎えられ、「あなたの子です」と言われ、ショックを受けるが、結局、子らの世話にいそしむ羽目に。そこへ結界を破って犬夜叉達が現れ、こゆきの術に掛かった弥勒を見つける。こゆきが差し向けた雪豹に苦戦する犬夜叉、かごめは猟師にもらった焼酎で炎を作り、犬夜叉は雪豹を退治。雪妖怪から解放されたこゆきは、弥勒に感謝し、子らの魂と共に成仏する。
第102話 「亡霊に襲われた妖狼族」
脚本:高橋哲子/絵コンテ:西森 章/演出:鳥羽 聡/作画監督:中西麻実子
  北の連山に巨大な鬼が現れた。名は凶骨。手当たり次第に妖怪を食う凶骨は妖狼族も襲う。深手を負った老狼のいまわの際に立ち会った鋼牙は、仲間の仇討ちのため北の連山へ。一方、犬夜叉達は逃げる途中の菖蒲に会い、亡霊が丑寅から来たと聞かされた。琥珀に監視された凶骨は、鋼牙の足の四魂のかけらを狙うが、スピードに勝る鋼牙は、凶骨の額から四魂のかけらを奪い、凶骨を骨に返して倒す。しかし、鋼牙は知らなかった。奈落が、追う者たちと戦わせるため甦らせた亡霊は一人ではなかったのだ。