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- 2016/10/13
- 9月9日(金)『OVA版 絶対無敵ライジンオー』上映レポート!
- 2016/09/30
- 9月8日『新世紀GPXサイバーフォーミュラ11』上映レポート!
- 2016/09/28
- 9月10日(土)『コードギアス反逆のルルーシュ』上映レポート!
- 2016/09/26
- 20年目の運命の日!『天空のエスカフローネ』オールナイト上映回レポート!
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- 9月7日『アイドルマスターXENOGLOSSIA』を上映レポート!
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9月9日(金)はTOHOシネマズ新宿にて『OVA版 絶対無敵ライジンオー」を上映!
TV放送から25周年ということで、多くのファンが会場へ駆けつけました。
なんと上映前にはあの「オセッカイザー」が登場!
来場者を席まで案内するという「お節介」ぶりも健在でした。
OVA3本を上映したあとには、シリーズ構成の園田英樹さんが登壇。
制作当時以来、全く見直さなかったそうで、
「本当に面白くて、こんな脚本誰が書いたんだろうって思いました(笑)」と会場の笑いを誘い、
また、「みなさんと一緒に観ることができて幸せです」と感慨深げに語っていました。
会場から寄せられた「お気に入りの話数は?」という質問には、
「全話です。毎回楽しんで脚本を書いている感じが画面から出ていて、それが一番大事なのかなと改めて思いました」とコメント。
劇中に出てくるデザインについて質問が飛ぶと、
会場に来ていたメカニックデザイナーのやまだたかひろさんが園田さんに連れられ、半ば強引にステージに登壇し、その道連れのような形でキャラクターデザイナーの武内啓さんも登壇。
大変豪華なメンバーで、会場からの質問に答えていました。
最後に、
園田さん「"みんなが地球防衛組"というセリフを書いてから25年も経って、こうして皆さんと顔を合わせることができるなんてまさに夢のようです。また何年後かにまた会いましょう!」
武内さん「今でも苦しいときはライジンオーを見直して頑張っています。皆さんも苦しいときはライジンオーを見て頑張ってください」
やまださん「本当に懐かしくて、当時の楽しかったことや頑張ったことを色々思い出しましたし、皆さんと一緒に観られたので二倍パワーをもらいました」
と一言ずついただき、最後は園田さんの「地球防衛組、出動!」の掛け声で登壇挨拶は終了。
会場には武内さん・やまださんの描かれた色紙も飾られました。
ゲストの皆様・来場された皆様、ありがとうございました!!
9月8日(木)はTOHOシネマズ新宿にて『新世紀GPXサイバーフォーミュラ11』を上映しました!
2016年という本作の劇中年に全話イッキ見が出来る機会とあって会場はほぼ満席。
また、会場では「サイバーフォーミュラ 第11回ワールドグランプリ2016年開催記念ビジュアル」ポスターのブリード加賀入りバージョンがお披露目されました。
本編上映後は福田己津央監督が登壇。
この後のシリーズに両澤千晶さんが関わるきっかけや、全6話構成にした理由、撮影での苦労話などを語って下さいました。
「『11(ダブルワン)』は『サイバーフォーミュラ2』という意味で2=1+1と分けてみました」とタイトルの由来を明かす監督。さらに、
「『ダブルワンと読めない』と不評だったけど、『機動戦士』と書いてモビルスーツと読ませるのに比べれば楽な方ですよ!」と言うと会場は笑いに包まれました。
質問コーナーでは、「CGを取り入れるとしたら使い所は?」や「新作は?」など、続編が望まれる作品である事が伺える質問が寄せられました。
最後に監督より
「今日、客観的に観て『スタッフ正気か?』と思う程の力の入れようでした。OVAスタッフは少数精鋭でパワーもクオリティーもあって頼りになりました。
『サイバーフォーミュラ』は大変でスタッフの間では不人気でしたけど、そう言いながら皆好きだったりするんですよね。
苦しみはいずれ忘れますし、厳しい方が作品として残りますから。そういう意味では自分としても苦渋の中で選択して結果的に良かったのかなと思います」
とコメントを頂きトークショーは終了しました。
その後はサイン会となり、ファンの皆さんはこの日の会場でも販売された『11』のクリアファイルをはじめ、持ち寄ったグッズに監督からサインを貰いました。
9月10日(土)「サンライズフェスティバル2016満天」最終日を飾ったのは今年10周年を迎えた『コードギアス反逆のルルーシュ』。
今回の上映は多くの応募を受け、サンライズフェスティバル初の2スクリーンでの上映となりました。そしてなんとサプライズで入場者プレゼントが!木村貴宏さんによる描き下ろし色紙にファンの皆さんは大喜び。
司会のサンライズ谷口廣次朗さんの呼び込みで、河口佳高さん(サンライズプロデューサー)、湯川淳さん(バンダイビジュアルプロデューサー)のお二人が登壇。
トークショーではプロデューサー陣ならではの裏話が飛び交いました。
R2のTURN 21「ラグナレク の 接続」の黄昏の間で皇帝とマリアンヌとルルーシュが対峙するシーンでは、当初のシナリオでは二人はルルーシュを温かく迎え入れていましたが、谷口悟朗監督や脚本の大河内一楼さんらクリエイター陣の思いがぶつかった結果、放送では父親を倒すという方向になったなど放送当時の思い出を語られました。
続いてはWeb投票で決まった上映話数の話に。R2のTURN 17「土 の 味」は、湯川プロデューサーが谷口監督に「枢木神社は玉砂利だから『土の味』じゃなくて玉砂利の味ですよ」と言われたというエピソードに会場は大きな笑いに包まれました。
投票二位のTURN 1「魔神 が 生まれた 日」の話題では、本来ロボットアニメでは主人公がロボで活躍して敵を倒すのに、ルルーシュがギアスを使って相手を自殺させるというとんでもない展開で一話が終わるので、こんな主人公で大丈夫かなという若干の不安があったとのこと。
そして投票で第一位に選ばれた話数はR2の最終回であるTURN 25。「Re;」のタイトルは色々な意味を込めてあえて読み方を決めていないそうです。
トークショーも終盤となりWebで募集したスタッフへの質問コーナーへ。
「スザクは学校の勉強はどれくらいのレベルでできるのですか」との質問に「谷口監督は絶対勉強はできると言っていた」と河口プロデューサー。
他にも「10年近く経ったが、コードギアスの話題を出すことがありますか」「今後のコードギアスの予定は」など様々な質問が寄せられました。
最後はゲストのお二人から会場の皆さんへご挨拶。
河口プロデューサー「この後朝まで濃い展開がスクリーンで見られると思いますので、当時のことを思い出して、我々が今ちょっとしゃべった現場のことも想像しながら観ていただけるとまた感慨深いんじゃないかなと思います。今年10周年なのでまだまだ頑張ってやっていきますので、これからも応援よろしくお願い致します。ありがとうございました」
湯川プロデューサー「『コードギアス反逆のルルーシュ』という作品は自分にとっても三本の指に入るぐらい、かなり厳しい現場だったんですけども、それをかみしめて皆さんに観ていただけると大変ありがたいなと思います。どのぐらい厳しかったのかは、多分画面からそのオーラがたくさん出ていると思いますので、それを逆に楽しんでいただければと思います。本日はみなさん本当にありがとうございました」
11月27日(日)には舞浜アンフィシアターで10周年イベント「コードギアス反逆のルルーシュ キセキのアニバーサリー」が開催されます。追加公演も決定しましたので、皆様ぜひご来場ください!
ご来場いただいた皆様、ゲストの皆様、ありがとうございました!
9月3日(土)TOHOシネマズ新宿にて『天空のエスカフローネ』(以下『エスカフローネ』)を上映しました。
上映前のトークショーでは赤根和樹監督、神崎ひとみ役の坂本真綾さん、バァン・ファーネル役の関 智一さん、アレン・シェザール役の三木眞一郎さん、司会の藤津亮太さんが登壇!
テレビシリーズ放送から20周年目のお祝いに豪華メンバーが集結しました。
当時のアフレコ現場の様子の話題では、
当時、高校生だった坂本さんは、
「学校の授業が長引いたせいでオーディションに遅刻をしてしまったんですが、そのおかげで順番が最後になった事も(選考者の)印象に残って受かったのかも。『運命』が噛み合ったのかな」と『エスカフローネ』らしいエピソードを披露しました。
関さんは、南雅彦プロデューサーや若林和弘音響監督の厳しい指導に悩んだと話つつ、
「あのしゃべり口調はもう今は落ち着いちゃって出来ないですよ。役に入り込めないです。恥ずかしいとか思ってしまって」と、当時だからこそ出来た演技であったと回想。
スクリーンに映るキャラクターに主導権があり、「自分」を持ち込まないようにと考える切っ掛けが『エスカフローネ』と言う三木さんは、
さらに役を把握するために後々明かされるアレンの過去話のシナリオを先に貰いに行くなど「勢いに任せるのでは無く作品に向き合うということを考えるようになった」と語
りました。
本作のストーリーについて、
赤根監督が「男の子向けの作品しかなかった当時のロボットアニメを女の子にも観てもらえるように少女漫画のテイストである恋愛要素を入れました」と明かすと、
坂本さんは「当時、最終回で離れ離れになるのが悲しすぎて、今好きな人に『おばあちゃんになっても忘れないよ』ってなんで言えるのか理解できませんでした。『私、元気だよ』も、どう言えば良いのか分からなくて何度もやり直したんですよ」とコメント、更に
「イベント前日、世界の誰よりも違う『20年経ったひとみの視点』で最終回を観て、バァンは今頃幸せに暮らしているんだろうなと思いました。ひとみは夢の中で得たものを持ってその後の人生を生きていく話だったんだと今更ながらに実感出来ました」と、涙を見せながらも語って下さいました。
話数を重ねるごと高まっていった作画のクオリティに話題に及ぶと、
テレビシリーズで初めて毎回CGを使用した事や、ディランドゥの顔に力が入っていった事などが挙げられ、
ガイメレフの動きの重量感と巨大感については「ロボットが重く動くアニメーションが夢で、若いけれども優秀な原画マンのおかげで実現しました」と赤根監督。
作画以外でも「効果音は倉橋静男さんが場面に合った音にしようと作画に色がつくまで粘って、ダビングがギリギリだった」「河森正治さんの(型破りな)設定と戦っていたけど、結果良い方向に流れた」と、スタッフの切磋琢磨する様子と情熱が伝わる話が次々登場しました。
また、音楽面でも菅野よう子さんが物語終盤に向けた劇伴や挿入歌を追加で作成したというテレビシリーズとしては異例の熱の入ったエピソードも明らかにされました。
最後に皆様よりコメントを頂きました。
坂本さん「この作品に関われたことで人生が変わりました。色々な変化もありましたが、今ここに居て『懐かしいね』と集まれるってこんな幸せなことは無いなって思います。
ひとみも『おばあちゃんになっても忘れない』って言っていましたし、10年後20年後またいつか皆で歳を重ねて観られたら最高だと思います」
関さん「調子に乗りやすい所があるので、あの時に何十回もやり直ししたり呼び出しくらったりして追い込まれて良かったなと。だからこそ未だに演劇とかも好きで続けていますし、基礎というか根幹を作った作品のひとつです」
三木さん「スタジオ内の空気の作り方であるとか、先輩後輩の接し方、役や作品に対して質問に行くことの大切さを学びました。熱のこもった作品の中に居られた自分が誇らしいと思います。
皆様の心の本棚の手の届くところにずっとあってくれれば嬉しいと思います」
赤根監督「自分のキャリアの原点で、やりたかった事をすべてぶつけて上手く行ったもの上手く行かなかったものがそれ以降の作品の糧になっています。
『エスカフローネ』はすべてのスタッフ・キャストのお陰で出来たもので、当時は10年保つ作品を作るんだという意気込みでやっていたので20年経ってみんなが集まってくれたのは嬉しいです」
13本の赤根監督によるセレクション話数の上映後には、ポスターとレターセットの抽選会を実施。
当選された方おめでとうございます。
寄せ書きボードには沢山の『エスカフローネ』ファンからのコメントやイラストを頂きました!
20年の時を経ても色褪せない『天空のエスカフローネ』に改めて想いを寄せる夜となりました。
9月7日(水)TOHOシネマズ新宿にて『アイドルマスターXENOGLOSSIA』を上映!
上映後の舞台挨拶では古里尚丈プロデューサーが登壇しました。
今回のセレクション理由について、
「サンフェスでの上映が2回目だと『ペンギン特集』や『双子特集』とか出来るんですけど、1回目なので順当なものにしました。でも結果『メカアクション特集』なんだよね。『サンライズ第8スタジオのメカアニメーターが頑張った特集』になりました」
と古里さん。さらに、
「手描きでこれだけ動かすことって難しいですよ。今やるとすればきっとCGになりますね。あの時代に作って良かった」
とコメントしました。
ストーリー内容については、あまり関わらなかったそうで、
「方向だけはこちらで決めて、細かい所は花田十輝さんと長井龍雪君の発案なので、彼らのSF作品です。
今では二人は『ラブライブ!』と『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』のシリーズ構成と監督ですからね 」
と突出したクリエイターとお付き合いできるのはプロデューサーの醍醐味であると語りました。
質問コーナーでは、「企画プレゼンの反応は?」「ゲームとキャラクターの設定が変わっている理由は?」などコアな質問が飛び交いました。
最後に、
「第8スタジオの力が結集しているんですよ。当時はロボットアニメが作れない時代に突入していて、その中で作れたのは色んな人に感謝していますね。大切な作品なので、(来場したファンに)感謝しています。嬉しいです。ありがとうございます」
とコメントを頂き舞台挨拶は終了しました。
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