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第163話 「琥珀珊瑚雲母 秘密の花園」
脚本:大和屋 暁/絵コンテ:石原立也/演出:石原立也/作画監督:池田晶子
 妖怪退治屋の里。珊瑚、琥珀、雲母の故郷だ。近くへ一匹で訪れた雲母は、珊瑚や琥珀と遊んだ懐かしき日々を思い出す。退治屋仲間や、父のお頭と笑いあう珊瑚達はとても幸せそうだった。里を訪れ墓参りをする琥珀も、同じように遠い日を思い出すが、父や仲間達を殺めた罪を償うために奈落を討とうと決意し、その日まで自分が記憶を取り戻したことを隠さなければならない琥珀は、姉の珊瑚の元へ帰ることが出来ないでいた。雲母は、そんな琥珀の悲しみを知っているかのように、琥珀と分かれた後、珊瑚を秘密の花園に案内する。琥珀が近くまで来ていた証に珊瑚は慰められる。
第164話 「最強の敵 宿り蛹七宝」
脚本:武上純希/絵コンテ:山本 恵/演出:山本 恵/作画監督:佐久間信一
 七宝が宿り蛹に取り憑かれ、悪戯の限りを尽くす。村人達に退治される前に、捕まえたいかごめ達だが、弥勒、珊瑚、雲母は鳥もちの狐妖術にかかって捕獲に失敗。鼻が利く犬夜叉も臭い玉を食らい散々な目に遭う。業を煮やした犬夜叉は七宝ごと宿り蛹を粉砕しようとするが、驚いた宿り蛹はついに七宝から離れた。その時を逃さず、宿り蛹を斬る犬夜叉。だが、蛹は一匹ではなく、大群が沼地に集まっていた。弥勒が風穴で退治するものの、その異変ぶりに一行は奈落の暗躍を察知する。
第165話 「奈落を倒す最大の手がかり」
脚本:千葉克彦/絵コンテ:西澤 晋/演出:鳥羽 聡/作画監督:佐久間信一
 岳山人と出逢った犬夜叉達は、奈落が不妖璧という守り石を奪ったことを知る。犬夜叉達を信用した岳山人は、妖気の結晶を渡す。その結晶が不妖壁に近づくと妖気が消えるという。妖気が消える場所には奈落がいる! 奈落を追いつめる手がかりを得た犬夜叉達は、桔梗を襲う奈落を見つけて退ける。桔梗は、不妖璧に隠された奈落の心臓を見つけないと奈落は倒せないと犬夜叉に忠告する。だが、妖気の結晶は、白童子が操る妖怪に奪われてしまう。人間の魄で合成した妖怪の名は魍魎丸、神無は魍魎丸に魂を授ける。
第166・167話 「二人の絆 四魂のかけらを使え!」
脚本:隅沢克之/絵コンテ: 青木康直、加瀬充子、佐藤照雄
/演出:佐藤照雄/演出助手: 藤田陽一 /作画監督: 菱沼義仁、ほか
 岳山人が子供の行者に倒された。奈落の暗躍を感じた犬夜叉達は、行者のあとをつけ、東の霊山のある寺に辿り着く。が、そこにいた異形の男・御霊丸は奈落の名でカマをかけても反応がなかった。不思議に思う犬夜叉達。そこへ不妖璧の反応を手がかりに奈落の心臓を探す神楽が攻め込んできた。しかし、御霊丸に返り討ちにあった神楽は殺生丸に助けられ、奈落の心臓の在処を示す不妖璧のかけらを渡す。一方、白童子は寺に攻め込んで、御霊丸を倒し、神無に護られていた心臓の赤子と共に鬼の岩へと逃げ去った。奈落を裏切った神楽の案内でそこへ向かった犬夜叉達は、岩の内部で奈落と白童子と対決するが、四魂のかけらで強化され復活した鬼の岩の体内で溶かされそうになる。犬夜叉は、四魂のかけらを使って鉄砕牙を強くし、鬼を体内から砕こうとするが、かけらの邪気に負けて妖怪に変化しかける。だが、かごめの支えで変化を止め、危機を脱するのだった。