作品ニュース
3月28日(土)、東京ビッグサイトで催された「AnimeJapan 2026」のBLUE STAGEにて、「高橋留美子最新作!TVアニメ『MAO』放送直前 開幕式」を開催。
ステージには、摩緒役の梶 裕貴さん、黄葉菜花役の川井田夏海さん、百火役の下野 紘さん、華紋役の豊永利行さん、そして乙弥役の寺澤百花さんが登壇。会場は満席で、多くの立ち見客が詰めかける中、5人は4月4日(土)に第1話の放送を控えるTVアニメ『MAO』の魅力について息の合った掛け合いでトークを繰り広げた。

「TVアニメ『MAO』放送開始まであと1週間となった本日、『高橋留美子最新作!TVアニメ『MAO』放送直前開幕式』の開会をここに宣言いたします」という乙弥の開会宣言から始まった本ステージ。そして、登壇キャストがキャラクターの台詞を披露し、ステージに姿を現した。


各キャラクターのイメージカラーを盛り込んだ衣装を身にまとった5人は、まずはファンへ向けて自己紹介。下野さんが挨拶で大絶叫したり、豊永さんが「皆さん、『MAO』の世界へ、ヘイカモン(華紋)!」と呼びかけて客席の笑いを誘ったりと、キャスト陣のテンションは早くも最高潮だ。その後、現在は世界に一つだけしかない乙弥のぬいぐるみとともに寺澤さんの進行のもと、さっそく最初のコーナー「作品紹介の儀」がスタートする。


川井田さんが第1話のあらすじを紹介したのち、スクリーンに映し出された相関図を見ながら、全員でキャラクター同士の関係性を掘り下げていくことに。
梶さんは自身が演じる摩緒について、「900年前から生きている陰陽師で、もともとは平安時代に生きていた人。寿命を操る猫の妖『猫鬼』との因縁で不老不死の体となり、今は大正時代で暮らしています。タイムスリップしてきた菜花と出会うことで、本作の物語がスタートしていきます」と紹介。
川井田さんは菜花を「令和の現代で暮らす中学三年生の少女でございます。幼い頃に事故に遭って一回死んだ(?)みたいなことがありまして。でも今は元気そうで何よりでございます」と、菜花のように明るく説明。さらに「その事故現場前の門をくぐると、大正時代にタイムスリップしてしまいます。そこで摩緒と出会い、『妖だろう』とデリカシーのないことを言われます」とユーモアたっぷりに言葉を続け、摩緒と菜花の関係性がこれからどう変化していくのか、ファンの期待を煽った。
寺澤さんは「摩緒の下働きをしている式神が乙弥くんです。そのため、常に摩緒様や菜花さんとともに行動をしています。とてもお世話が上手なキャラクターでして、『蠱毒の壺』という壺をよく持ち歩いて、その液を摩緒様に飲んでいただいたりします」と述べ、続いて下野さんが百火について「摩緒の、陰陽師の兄弟子。摩緒よりも身長等いろいろ小さいんですけど、兄弟子なんです。そして、火の術を操ります。摩緒と同じく900年生き続けているのですが、なぜ百火も900年生き続けているのかというところが物語の中で少しずつ分かっていくので、ぜひとも注目してもらえたらと思います」と紹介。
最後は豊永さんが華紋について深掘り。「同じく摩緒の兄弟子である華紋なんですが、百火と違って木の術を操る陰陽師です。相関図には兄弟子とだけしか出ていませんが、オンエアがスタートするとこの相関図はどんどん変わっていきますので、楽しみにお待ちいただけたらと思います。こんなシンプルな話じゃないからね!」と力説すると、ほかのキャストからも賛同の声があがっていた。


さらに、これまでPVにも使われていなかった第1話の先行カットが公開! 摩緒、黄葉菜花、乙弥のカットがスクリーンに映し出されると、会場からはざわめきの声が沸き上がる。キャスト陣も「摩緒の顔がいい」「菜花の手前にいるのはいったい……?」「乙弥かわいいよね」等々、それぞれ思い思いの感想を述べていた。
お次のコーナーは「蠱毒の壺が導く『MAO』談義」。
作中で乙弥が背負っている「蠱毒の壺」にちなんで、寺澤さんが壺から登壇キャストの名前が書かれたカードを引き、選ばれた人が『MAO』の魅力について語っていくコーナーだ。
『MAO』の放送話数が全26話であることから、26秒ピッタリで回答をしていく。要点を絞りつつ、的確に魅力を表現できるかがポイントとなる!


トップバッターに選ばれたのは豊永さんだ。会場が固唾をのんで見守る中、「大正から現代のお話ということで、タイムトラベル的な要素がございます。摩緒が大正時代のミステリーを菜花と共に追っていくという要素プラス、平安時代から続く摩緒たちの謎を解いていかなければいけないという物語、そんな妖怪奇譚をお楽しみください!」と26秒で回答をフィニッシュ。トップバッターにもかかわらず見事なタイムキープ力を発揮し、観客からは称賛の拍手が。
続いてカードを引かれた寺澤さんは、『MAO』の魅力を「摩緒とこれから登場してくるキャラクターたちがどうやって関係性を持っていくのか、どんな繋がりがあるのか、どんな因縁があるのかというところを紡いでいくストーリーになっております」と主張。さらに言葉を続けようとしたところで惜しくもタイムアップになってしまったが、深い作品愛は十分伝わる回答で、ほかのキャスト陣からは「ナイスファイト!」「気持ちは伝わってきましたよ」という労いの言葉があがっていた。
お次に名前を呼ばれた川井田さんは、「この作品には木火土金水というものがございまして、それぞれ『火』や『木』など、人によって戦い方も違ってくるんですね。それが漫画からどうアニメーションになっているのかというところが私自身もとても楽しみで、皆さん一緒にエンジョイしましょうね!」とアピールし、ほかのキャストから「26秒にもかかわらずマイペースでしゃべるのがすごい!」と突っ込まれていた。
4人目に選ばれた下野さんは、なんと即興歌唱で作品の魅力をPR。「『MAO』の魅力を語るうえで大事なのは~♪ 豪華声優陣だよ~♪」と高らかに歌い始めると、客席からは自然と手拍子が起こり始める。さらに「それだけじゃない~♪ 主題歌はなんと~♪ あのKis-My-Ft2だ~♪」と続け、歌い終えた瞬間に拍手が上がった。
ラストを務める梶さんは、まるで選挙演説のような力強い口調で「人生で高橋留美子先生の作品を通ってこなかった人はいないでしょう! そんな高橋留美子先生は、昭和・平成・令和と3つの時代にまたがって週刊連載をしてこられました! それってとてつもないことだと思いませんか!? そんな高橋留美子先生が贈る最新作、それが『MAO』でございます!」と熱弁。「もちろん原作にその魅力は十分詰まっているわけですが、それをアニメーションでお届けする意味が、意義がある! それが今回のアニメ『MAO』です! 皆さんどうぞよろしくお願いします!」と訴え、観客を熱狂の渦に巻き込んだ。




「お知らせの儀」のコーナーにて、「AnimeJapan 2026」東7ホールのバンダイナムコフィルムワークスブースの『MAO』展示や「MAO新聞」創刊号の配布情報、グッズ、メディア、配信情報をお知らせしたのち、ステージはエンディングへ。キャスト陣からファンへ向けてメッセージが届けられる。
まずは寺澤さんが、乙弥のぬいぐるみを手に持ちつつ「摩緒と周りのキャラクターたちが紡ぐ縁には、いい縁もあれば悪い縁もあって、そういうストーリーがどういうふうに紡がれていくかが面白い点だと思います。26話たっぷりありますが、足りないくらい毎週毎週楽しみになるような構成になっていますので、ぜひ来週の放送を楽しみにお待ちください」とコメント。
続いて、「私、(ステージ上では)『ヘイカモン!』と言っていますけれど、実際に登場する華紋さんは男前でございます。皆さんぜひ華紋さんの魅力にやられていただけたらと思います」と豊永さん。挨拶の締めとして、観客と「ヘイ!」「華紋!」のコール&レスポンスで盛り上がっていた。
下野さんは「もう少しで『MAO』が放送になります。百火は勝気というか、好戦的というか、だいぶやんちゃなキャラクターとなっております。ぜひともオンエアを楽しんでいただけたら嬉しいです」と語り、続く川井田さんは「作っているときから宝物のような時間で、そんな作品が皆さんに届いて、皆さんの宝物になったら嬉しいなと思います。ぜひ来週からよろしくお願いします」と呼びかけた。
最後にマイクを持ったのは梶さんだ。既に出来上がった本編を観たという梶さんは、アクションシーンの描写や、平安・大正・令和という3つの時代を表現する劇伴といったアニメならではの見どころを紹介。「毎週続きが気になるようなミステリー作品になっておりますので、ぜひぜひ欠かさずにご覧いただければと思います。本日はありがとうございました!」と言葉を続けると、会場からは盛大な拍手が沸き上がっていた。
ラストはキャスト5人と客席に集ったファン全員で「急急如律令、破邪!」という呪文を唱え、アニメの盛り上がりを祈念。大盛況だった「TVアニメ『MAO』放送直前 開幕式」は、こうして幕を閉じた。



