作品紹介

作品情報

闇夜の時代劇 甚助の耳/幕末洛中瓦版

ポスタービジュアル
© サンライズ
作品名
闇夜の時代劇 甚助の耳/幕末洛中瓦版
第1巻発売
1995年08月02日
話数
全2話
あらすじ

■「甚助の耳」
 諸国武者修行中の林崎甚助は、背も低く身なりも汚らしい浪人であった。その甚助が、ある土地でもののけ退治を請け負うことになった。村では、もののけへの生贄に娘を差し出さねばならぬという。
 甚助の他にも、もののけ退治に名乗りをあげた若侍がいた。その若侍・山田八右衛門と共に、彼は生贄に指名された娘の家に厄介になることに。娘と山田はすぐに恋仲になった。
 生贄を差し出すその夜、甚助はもののけから見えなくなるという秘薬を体に塗って娘のそばに控え、山田が物陰に潜むこととなった。

■「幕末洛中瓦版」
 幕末の京都、ある雨の夜、瓦版屋の娘・お駒は、不審な浪人を見事な太刀筋で切り倒した新撰組の沖田総司の姿を目撃した。暗闇で顔は分からなかったものの若く颯爽としたその様子が脳裏から離れず、お駒は、沖田のことを瓦版に書きたいと壬生通いを始める。
 しかし見回りから帰ってきた一番隊を率いていた男は、少々年上の渋い感じで、想像していた沖田とは大分違う様子。局長の近藤勇と連れ立って出かけたその男を祇園まで追いかけたが、ふたりは乱痴気騒ぎを始め、慌てて逃げ出した店の外でお駒は一人の男とぶつかってしまった。 狐のお面をつけ風車を手にしたその男は、近藤と、お駒が沖田と思っていた土方を迎えに来たのだという。「もうすぐ剣の時代は終わる」と語る狐面の男は、不思議と爽やかな印象を残し去っていった。
 沖田の本当の姿がまったく分からないままでいたある日、池田屋に新撰組が襲撃したとの知らせが。

サブタイトル
メインスタッフ
『甚助の耳』
脚本・演出 : 高橋良輔
作画 : 三輪孝輝
音楽 : 工藤隆

『幕末洛中瓦版』
脚本・演出 : 今西隆志
作画 : 塩山紀生
音楽 : 工藤隆
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