作品紹介

竹尾ゼネラルカンパニーについて

とある都市の下町で「宇宙の何でも屋」を生業とする弱小企業。

竹尾道太郎が設立。火星で出会った「梅本(実はロボット帝国のメカロボット開発研究所所長ナバロン)」により設計された、巨大スーパーロボット「トライダーG7」を保有し、荷物運搬から惑星開発、探査、時には、危険物処理、排除なども行っている。

竹尾道太郎は、物語の2年前に事故により他界。その後を継いで、息子の竹尾ワッ太が二代目社長となり、トライダーG7を操縦している。

市街地から商店街を抜けた、河原に近い住宅街の中に3階建ての社屋を構え、隣は公営公園。
この公園の地下がトライダーG7の格納庫兼補修工場(サイロ)になっており、トライダーG7の鼻から上の頭部は公園のオブジェを兼ねる。

発進時には、発進を知らせるアナウンス「毎度お騒がせして申し訳ございません。ただいまよりトライダー、発進いたします。危険ですから白線の外までお下がりください」が流れ、安全確認の後、サイロの天井である公園が左右にスライド。発進後には、頭部の出ていた部分に噴水が自動的に設置される。

竹尾ゼネラルカンパニー 社訓

 一、信用は 宝なり
 一、誠実は 金なり
 一、忍耐は 花なり
 一、努力は 実なり
 一、忠義は 心なり

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世界概略

太陽系の各天体に人類が進出、産業、商業、居住、リゾート地などを開拓、建設。

太陽系内には、公、民、多くの宇宙船が行き交い、地球外天体から産出される鉱物資源やエネルギー、農産物などが地球へと運ばれ、既に人々の生活基盤を支えている時代。

だが、一般の生活全てが超未来的なものではなく、日常は現代の我々と変わりない。宇宙船やロボットと小学校、縁日、八百屋に魚屋……といったものが、なんの不思議も無く共存している。そんな日本のある都市の下町が基本の舞台。

火星

ドーム都市が充実し、数多くの民間企業が社屋を構えている。
既に、地球生産活動の18%を担い、地球にとって重要な拠点。
資源採掘、コンビナート、食料プラント、貨物ターミナルなどが活動。

他惑星で採取されたエネルギー資源の貯蔵基地が主たる施設。
クレーターをドームに応用し、火星より少ない人数が居住。

水星

主に、太陽熱発電基地として開発。ここの発電力は、地球大都市のほぼ半分を補う。


ロボット帝国(敵)

宇宙の遥か遠く、別銀河系に存在するコンピュータが支配する帝国。皇帝はマザーコンピュータシグマ。

ロボットこそが、宇宙でもっとも優れた生命体であるとする価値観により、コンピュータの指示に従って、他惑星を侵略支配している。

ただし、その方法論は、殺傷武力行使ではなく経済侵略が基本。目標の惑星生物が必要とするエネルギー資源や食料、経済活動などを破壊、もしくは阻止することで、惑星生物を生かしたまま支配。地球人類もこの目標となり、結果、生活の基盤を支えている火星や月の様々な施設が狙われて行く。

第50話で本国が登場。コンピュータの計算では人間の能力には敵わないと気づいたザクロンの進言により、太陽系侵略から手を引く。その存在が地球人に知られることはなかった。


メインスタッフリスト

企画: 日本サンライズ
原作: 矢立肇
監督: 佐々木勝利
シリーズ構成: 星山博之
キャラクターデザイン: 佐々門信芳
メカニカルデザイン: 大河原邦男
音楽: 茅蔵人
作画監督チーフ: 金山明博
美術: 宮野隆
プロデューサー: 関岡渉(名古屋テレビ)
大熊伸行(創通エージェンシー)
岩崎正美(日本サンライズ)
制作: 名古屋テレビ、創通エージェンシー、日本サンライズ

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