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8月20日(木)は「星方武俠アウトロースター」の上映会。当日は雨がちらつくなか、多くの方が足を運んでくださいました。
上映後に本郷みつる監督からの挨拶があり当時の思い出を語ってくれました。
「この頃はなんでもかんでも手描きでやっていた最後の時代。最近は宇宙船の戦闘などはデジタルで作っていますが、当時は全て手描きでした。凄い作画でしたよね。僕は元々SF好きで、そしてテンポが良い作品を作りたかったんです。それでアウトロースターを作りました。」とアウトロースターの企画にまつわる話も。
お客さんと一緒に上映を観て当時のことを思い出したという本郷監督。「制作中は齋藤卓也さん、小野学さん、大久保宏さん、山口晋さん、石垣純哉さんというメンツでずっと作品制作中は一緒に食事に行ったり、どうでもいい話をしていました。劇中でのアウトロースター号での掛け合いはこのどうでもいい話が活かされています。20年経った今でも全員が業界で活躍しているので、改めて才能あるメンバーが集まっていたのだなと思いました。」と、貴重な裏話も聞けました。
最後に、「放送開始時にストックが8話分しかなく、非常に困りました。最終話はシナリオをかなり変えています。時間が本当になかったのですが、最後は総力戦でなんとか間に合わせた記憶があります。アウトロースターに関しては、初めてサンライズで色々な体験をしたので、今回の上映を観ているうちに当時の事を思い出しました。今日来ていただいたお客さんにとってもそんな風に記憶に残る作品であれば嬉しいです。」とコメントを頂きました。
本郷監督、ありがとうございました!
8月18日(火)、平日にも関わらず多くの方が駆けつけてくれた「蒼き流星SPTレイズナー」の上映会。この日は「ゴステロナイト」と銘打ち、ゴステロにまつわるセレクションで上映されました。フロアには貴重な色紙や、原画のコピーなどが展示され来場された皆さんは足を止めてじっくりと見ていました。
“メロスのように -LONELY WAY-”のメロディに乗せ、高橋監督が大きな拍手の中登壇すると、「今日は暑くて大変ですね。僕は暑いのに太ってしまい、筋肉をつけようと重たいものを持ったら肩甲骨のあたりを痛めてしまったので諦めました。諦めて夏を乗り切ります。」とお客さんを気遣いながら、近況報告をしました。
今回の上映が「ゴステロナイト」ということで、「ゴステロの声優の広瀬さんは僕の作品では必ず出てくるしつこい悪い人をやってくれています。ボトムズではカン・ユー、レイズナーではゴステロということですね。」と、広瀬さんとの作品を跨いでのつながりや、ゴステロが広瀬さんありきのキャラクターである事も明かしてくれました。
別件でレイズナーのキャラクターデザイン谷口守泰さんから電話があったらしく、「また一緒にお仕事がしたい」とのこと。また、「10月の番組のシリーズ構成をやっているので、まだまだアニメーションから縁が切れません。」とのお話も。9/4発売「マスターファイルSPTレイズナー」の出版元であるSBクリエイティブでの連載を控える小説についても「絶賛執筆中」とのことです。そちらも楽しみですね!
最後に監督から「夏の暑い盛りにレイズナーの為にお集まり頂きありがとうございます。主人公の名前の『エイジ』は僕の一番尊敬していたサンライズの企画部長の名前から付けました。ですのでこの作品には思い入れがいっぱいあります。本日はご来場ありがとうございました。」と締めの挨拶を頂きました。
8月16日(日)に「黄金勇者ゴルドラン」がテアトル新宿にて上映されました。上映話数は監督自らセレクションしました。上映後には高松信司監督から挨拶があり、昨年のジェイデッカーに続いての挨拶に、ファンのみなさんも真剣に監督の言葉に耳を傾けていました。
挨拶では今回のセレクション理由に関しての話もありました。ワルターの憎めない回として、20話を選んだのは「ワルターが1番ひどい目にあっているから」。また、ワルターに関しては他の話数も入れるか悩んだと話していました。
質疑応答のコーナーでは多くのお客さんが気になっていたことを監督に投げかけました。
「ワルターの名前の由来はなんですか?」との質問に対し、
「単に言葉遊びなのですが……ワルターは悪いからワルターで、途中から良くなるのでイーターになります」と返し、ゴルドランらしい直球な回答で笑いを誘いました。
また、「ゴルドランは全身金色ですが、困ったことはありましたか?」との質問に対し、
「困りました。金色はアニメで表現しようとすると黄色の他に影やハイライトを入れないと金色に見えないので。それを入れないとゴルドランじゃなくてオウドラン(黄土ラン)になってしまいますから」など爆笑コメントで会場を沸かせました。アニメ本編で光り輝くゴルドランが見られるのは、制作の苦労のおかげなのですね!
最後に高松監督から来場された皆さんにコメントがありました。「20年経ってこのように上映会が開催できることを嬉しく思います。当時子供だった皆さんがこうして集まっているのを見て光栄に思います。『子供番組をやりたい』とずっと言っているのですが、僕が危険だと思われているのでしょうか?なかなかやらせてもらえませんがちゃんとやりますので。期待して待っていてください。本日はありがとうございました。」。
監督が描く子供向けアニメ、また見たいですね。
高松監督、ありがとうございました!
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