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第145話 「あの世との境に異様な門番」
脚本:大和屋 暁/絵コンテ:西森 章/演出:鳥羽 聡/作画監督:佐久間信一
 火の国にたどり着いた犬夜叉たちは、山中の洞穴に巨大な門を発見する。それこそ、あの世とこの世の境へと通じる門だったが、門番の牛頭と馬頭が立ちふさがった。犬夜叉は結界破りの赤い鉄砕牙で門の鎖を砕き、扉を開くことに成功する。しかしそこへ現れた神楽が奈落の妖怪を引き連れ先乗りしてしまう。その時、開いた扉の奥から光が放たれた。光を浴びた妖怪たちは石像と化して死す。門を通れるのは死者のみ。犬夜叉たちは仕方なく諦める。白童子はそのことを知っていて、犬夜叉や神楽に確かめさせたのだ。
第146話 「気性荒い鳥使い 阿毘姫」
脚本:千葉克彦/絵コンテ:荒谷朋恵/演出:石原立也/作画監督:池田晶子
 火の国の門が開いた瞬間、かごめは四魂のかけらの気配を感じた。あの世とこの世の境へ行く別の方法を模索する犬夜叉たち。一方奈落は、鳥使いの阿毘姫に接触、三叉戟(さんさげき)を貸し与える。阿毘姫は、毒を食らって弱った母を救うため、人の血を集めており、次々と村を襲う。そこへ駆けつけた犬夜叉たちが、阿毘姫と対決。阿毘姫を守るように出現した最猛勝と、風の傷を結界で防ぐ阿毘姫の武器に、犬夜叉たちは奈落の暗躍を感じる。
第147・148話 「めぐり逢う前の運命恋歌(さだめのこいうた)」
脚本:隅沢克之/絵コンテ:佐藤照雄、加瀬充子/演出:佐藤照雄、阿宮正和
/作画監督:菱沼義仁、山本直子、中西麻実子
 桔梗の妹・楓がまだ幼い少女だった頃。百足上臈の身体から取り出された汚れた四魂の玉が桔梗に預けられた。玉を清める役目を負った桔梗は、玉を狙う妖怪たちとの戦いに明け暮れる。そんな時、半妖の犬夜叉と出会う。玉の妖力を求めて襲う犬夜叉を、そのたびに撃退する桔梗。だが、犬夜叉が幼い楓を救ったことから、犬夜叉と桔梗は次第に心を近づける。「四魂の玉を使い人間にならぬか」桔梗の言葉を信じる犬夜叉。だが、玉を狙う奈落の罠が、ふたりの運命を変えてしまう。
第149話 「波乱を呼ぶ一本の矢」
脚本:大和屋 暁/絵コンテ:西森 章/演出:鳥羽 聡/作画監督:佐久間信一
 奈落を倒すため、殺生丸を探す神楽は、りんと邪見の前に現れる。が、殺生丸は留守。奈落の弱点が、白童子の片割れではと思案を巡らせる神楽。その頃、片割れの赤子は、神無の手で人の城に入り込む。一方、阿毘姫の鳥たちに襲われた人々は助けを求め、聖さまの里へ逃げ込む。噂を聞いた犬夜叉たちは、人々が集まるその場所の危険さを感じ里へ向かうが、白童子と妖怪鳥に阻まれてしまう。だが、突如飛来した破魔の矢が、白童子の結界を破る。退却する白童子。炎蹄を倒した犬夜叉は、残された破魔の矢に気付く。
第150話 「聖者を導く不思議な光」
脚本:武上純希/絵コンテ:佐藤照雄/演出:佐藤照雄/作画監督:戸部敦夫
 破魔の矢に桔梗の影を感じるかごめたち。一方、里を襲った阿毘姫は、戻った聖さまの破魔の矢で妖怪鳥を一掃され、退却。そこへ犬夜叉たちが辿り着くが、聖さまは鳥の巣を滅するために里を去ったあとだった。禁域の山に聖さまを捜す犬夜叉たちは、妖怪の出現に奈落の暗躍を察知する。かごめたちを先行させ、一人残り妖怪を倒した犬夜叉は、現れた神楽から、鬼蜘蛛の洞穴の土が塗られた矢を使い奈落の結界を破れるのは桔梗だけだ、と明かされ、奈落が桔梗の追跡を始めたことを聞く。一方、単身、死魂虫に導かれて滝壺に到着したかごめは、水の中に眠る桔梗を見つける。