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第127話 「煮ちゃダメ! 恐怖の干物妖怪」
脚本:千葉克彦/絵コンテ:西澤 晋/演出:阿宮正和/作画監督:中西麻実子
 戦国時代では、奈落が耳千里という妖怪に、四魂のかけらの行方を探らせる。一方、かごめが現代に戻ると、学校は文化祭準備の真っ最中。手伝うことになったかごめは、合唱と演劇で、ソロと主役に抜擢される。さらに料理発表のアイデアも頼まれ、戦国時代から持ってきた干物を食材にしようと思いつく。しかし、その干物は、煮ると復活する王会。文化祭当日、料理発表用に学校に運ばれた干物は、温められた鍋の湯気を浴び、次々に妖怪に復活する。
第128話 「干物妖怪と激闘文化祭」
脚本:大和屋 暁/絵コンテ:荒谷朋恵/演出:荒谷朋恵/作画監督:池田晶子
 文化祭当日、かごめが戦国時代から持ち込んだ干物妖怪が復活。由加たちが作った料理を食い荒らす。コンビニ食材で急場を凌いだかごめは、合唱発表の最中にも妖怪を発見。対峙か歌かのジレンマに陥るが、犬夜叉が妖怪を粉砕してくれた。演劇発表にも参加したかごめだが、そこにも妖怪が乱入。犬夜叉が風の傷で妖怪を退治し、芝居は盛況のうちに幕を閉じる。最後の妖怪も退治した犬夜叉とかごめは、四魂のかけら探しのため、戦国時代へ戻る。一方奈落は、耳千里から最後のかけらの在処はあの世とこの世の境だと聞く。
第129話 「猪九戒と略奪された花嫁」
脚本:武上純希/絵コンテ:福本 潔/演出:福本 潔/作画監督:佐久間信一
 妖怪・猪九戒が蘇り、娘たちを次々略奪。喜助という青年が助けを求めて楓の庵に来た。退治に乗り出す犬夜叉たち。喜助の村に着くと、河童と小猿を従えた猪九戒が登場。金輪の妖力を使う猪九戒は、犬夜叉たちを翻弄し、かごめを隠れ家にさらう。弥勒は一計を案じ、姫君に変化した七宝を使って猪九戒を油断させる。犬夜叉に救出されたかごめは、大陸妖怪封じの呪符を縛った破魔の矢で、猪九戒を退散させる。助かった娘たちは、功労者の喜助に大感謝。猪九戒と同じくどき文句を使った弥勒は、警戒されまったくモテなかった。
第130話 「吠えろ七宝奥義 心の傷!」
脚本:千葉克彦/絵コンテ:川瀬敏文/演出:佐藤照雄/作画監督:中島里恵
 子狐妖怪・五兄弟が、七宝を勇者と信じ、必殺技「風の傷」を会得したいと弟子入り。だが、教えられない七宝は、誤魔化そうとして見栄を張り、最近仲良くなった村娘のみずきを化かし、怒らせてしまう。そこへ、村を荒らす悪い妖怪が現れた。失恋と傷心の七宝は、「心の傷!」と叫んで妖怪に噛みつく。五兄弟も習い、ついに妖怪を倒す。「心の傷」を会得し、満足した五兄弟は親探しのため旅立つ。一方、村に戻った七宝はみずきに嫌われていた。「なんで嫌われた?」配慮ない犬夜叉に七宝は「心の傷!」と噛みつく。
第131話 「観音掛け軸 呪いの罠」
脚本:隅沢克之/絵コンテ:山本 恵/演出:山本 恵/作画監督:佐久間信一
 許嫁を捜す篠助と知り合った犬夜叉たちは、女だけで住む集落に案内され、男女分かれて投宿することに。珊瑚とふたりきりになったかごめは、弥勒と珊瑚の仲を尋ねたりする。だが、運悪く弥勒が村娘に誘われているのを目撃、不機嫌になった珊瑚は、女たちが出かけていくのを見て、単身あとを追ってしまう。犬夜叉と合流したかごめは珊瑚を追う。一方、女を操り弥勒を観音堂に誘い込んだのは、掛け軸から現れた妖怪だった。同じ頃、追ってきた珊瑚を水に引き込み、捕らえた女たちは、妖怪の卵を飲んで仲間になれと珊瑚に迫る。
第132話 「弥勒法師の最も危険な告白」
脚本:隅沢克之/絵コンテ:加瀬充子/演出:阿宮正和/作画監督:中西麻実子
 女だけが暮らす村、その観音堂の掛け軸に封じられた妖怪が復活し、川底に沈んでいた本体と合体して山椒魚妖怪の本性を現した。犬夜叉は風の傷で粉砕。操られた女たちは当て身をして腹の中の妖(あやかし)を追い出せば呪縛が解ける。犬夜叉に女たちを任せた弥勒は、珊瑚の危機を悟り、川の中に飛び込む。だが、珊瑚はすでに妖に操られていた。襲いかかる珊瑚の懐に飛び込んだ弥勒は、怪我を負いながらも呪縛を解く。「奈落との戦いが終わって、風穴の呪いが解け、自分が生きていたら、その時は共に生き、私の子を産んでくれ」と珊瑚に真剣に告白する弥勒。だが、浮気を戒める珊瑚に確約は出来なかった……。