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第73話 「紫織母子とアイツの気持ち」
脚本:大和屋 暁/絵コンテ:石原立也/演出:石原立也/作画監督:池田晶子
 刀々斎の伝言を冥加が伝えにきた。強い結界を張る妖怪『百鬼蝙蝠』を斬れば、鉄砕牙が強くなるという。海辺にある百鬼蝙蝠の巣を探す犬夜叉達は、途中で村人に迫害されている紫津を助ける。紫津の娘の紫織は半妖で、父は百鬼蝙蝠。村人を襲わないという約束のため、紫織は結界の守り役として祖父の大獄丸に預けられた。だが、約束を破った百鬼蝙蝠が村を襲う。娘を取り戻すため、大獄丸と対決する紫津。犬夜叉も加勢するが、母を盾に取られた紫織は戻ることを諦める。
第74話 「結界破る赤い鉄砕牙」
脚本:大和屋 暁/絵コンテ:波多正美/演出:阿宮正和/作画監督:佐久間信一
 大獄丸は紫織の母を村ごと滅ぼそうとする。紫織の張る結界に阻まれ大獄丸を倒せぬ犬夜叉。紫津は亡き夫・月夜丸の遺志を継ぎ村を助けてと頼むが、逆らう月夜丸を殺したのは大獄丸だった。それを聞いた紫織は大獄丸を結界外に追い出す。犬夜叉は大獄丸を爆流破で退治した。紫織は代々の守り役の力を秘めた血玉珊瑚という玉を斬って欲しいと犬夜叉に頼むが、玉から怨霊が現れ、紫織母子を襲う。犬夜叉は怨霊を斬って退治し、割れた玉の力を吸って赤くなった鉄砕牙は結界破りの力を得る。
第75話 「豹猫四天王の陰謀」
脚本:千葉克彦/絵コンテ:山中英治/演出:佐藤照雄/作画監督:中島里恵
 西から豹猫族が攻めてきた。狙いはかごめが持つ四魂のかけらと、犬の大将の息子の殺生丸と犬夜叉への復讐。奇怪な術を使う豹猫四天王はまんまとかごめをさらってしまう。取り戻そうと追う犬夜叉達。鋼牙は、豹猫達に混じるかごめの匂いを捕らえ、犬夜叉達の前に現れる。かごめがさらわれたと知り救出に動く鋼牙。一方、殺生丸の前には、四天王の冬嵐が現れ、50年前の戦の決着をつけようと城へ誘う。その豹猫族の城は、結界の中に隠されていた。
第76話 「標的(ターゲット)は殺生丸と犬夜叉!」
脚本:千葉克彦/絵コンテ:山本 恵/演出:山本 恵/作画監督:佐久間信一
 犬夜叉は、赤くなった鉄砕牙で豹猫達の結界を斬って破る。城下町に乗り込む犬夜叉と鋼牙。一方、弥勒と珊瑚は四天王の術にかかり、かごめが囚われた牢に放り込まれていた。そこには城下町に住む人々も閉じこめられていた。大昔、犬夜叉達の父『犬の大将』と豹猫族の総大将『御館様』の決戦があった。その戦で御館様が倒された。そして50年前、仇を討つため、豹猫族は、犬の大将の息子達に戦を仕掛けた。当時、犬夜叉は封印されており、殺生丸が対決して追い返していた。今回、豹猫達は御館様を復活させるために四魂のかけらを狙い、犬夜叉や殺生丸の命も生贄に捧げようと目論んでいた。
第77話 「豹猫族とふたつの牙の剣」
脚本:千葉克彦/絵コンテ:波多正美/演出:鳥羽 聡/作画監督:倉田綾子
 豹猫族の総大将・お館様のミイラが四魂の力で動き出した。犬夜叉と殺生丸は牽制しつつ、ミイラを攻撃。その間に鋼牙と弥勒達が、かごめや人々を安全な場所へ誘導する。ミイラは冬嵐の妹弟3人の命を奪い、完全に復活、犬族への恨みを晴らそうとする。苦戦を強いられる殺生丸だが、天生牙の導きでお館様を斬ると、あとは鉄砕牙の仕事と告げて去る。天生牙の力がお館様が奪った命を解放していたのだ。ミイラに戻ったお館様を鉄砕牙で倒す犬夜叉。一方、息を吹き返す弟妹を見た冬嵐は恨みを忘れ、故郷へ帰る。
第78話 「珊瑚目指してオンリーユー」
脚本:大和屋 暁/絵コンテ:石原立也/演出:石原立也/作画監督:池田晶子
 妖怪退治を頼まれた珊瑚。依頼主は、6年前、珊瑚に一目惚れした若殿・蔵乃介。容姿、身分、資産と三拍子そろう蔵乃介の求婚に、内心どう断ろうかと困惑の珊瑚。一方、弥勒と珊瑚の仲を応援するかごめは、弥勒の気持ち確認の好機と動き出すが、弥勒は、奈落と戦う旅を続けるより蔵乃介と夫婦になる方が幸せ、と考えていた。弥勒にふられたと思った珊瑚は怒り爆発、妖怪を退治するが、妖怪は怨霊。珊瑚、絶体絶命に。その危機を法力で救う弥勒。蔵乃介は、珊瑚の仇討ちの決意を汲み、快く旅立ちを見送る。