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第67話 「吹き荒れる裏切りの風」
脚本:高橋哲子/絵コンテ:西澤 晋/演出:阿宮正和/作画監督:竹内浩志
 殺生丸に近づき「奈落を殺して!」と持ちかける神楽だが、断られる。その神楽を探す犬夜叉達は奈落が半妖だと気づく。そして神楽を見つけるが、深手を負った鋼牙を救うため、犬夜叉は人の姿を見られた。朝が来て妖力を取り戻す犬夜叉だが、朔の日の秘密を知った神楽を取り逃がす。四魂のかけらを取り戻した鋼牙は、犬夜叉の秘密の口止めを頼むかごめの願いを聞いて姿を消す。一方、城に戻った神楽は解体中の奈落に捕まり、二度と裏切るなと脅された。奈落も半妖だと知った神楽は、犬夜叉の秘密を知らせず、切り札にと考える。
第68話 「七宝へ怒りの挑戦状」
脚本:隅沢克之/絵コンテ:武本康弘/演出:武本康弘/作画監督:池田晶子
 七宝に届いた決闘の果たし状。送り主の雷獣蒼天は、じつはまだ子供。犬夜叉達を調べ、あまりに強いので七宝だけを標的に。雷鳴谷に来た一行は蒼天の作戦通り離ればなれ。ひとり雷獣の館へ連れ去られた七宝は蒼天と対面、子供と知って呆れる。蒼天の家来の紅竜は、弥勒と珊瑚を穴に落とすが、犬夜叉とかごめには失敗して捕まり、雷獣の館へ案内をする羽目に。その頃、蒼天は七宝と妖術合戦をするが勝負がつかない。そこへ犬夜叉とかごめがきた。蒼天が女の子と判明、戦意喪失の七宝は蒼天が欲しがるクレヨンを譲ってやる。
第69話 「顔のない男の恐怖」
脚本:千葉克彦/絵コンテ:山中英治/演出:佐藤照雄/作画監督:佐久間信一
 奈落が捨てた肉塊から生まれた新たな分身は顔のない男に変化し、旅の僧・無双の美しい顔を奪った。分身は、無双と名乗り、殺戮と略奪をくり返して楓の村に近づく。奈落の臭いを嗅ぎつけた犬夜叉は無双を見つけるが、無双は、奈落も知らず、自分が何者か、欲しいものが何かもわからなかった。人を殺した無双に鉄砕牙で挑む犬夜叉。片腕を失う無双だが、奈落の毒虫・最猛勝が集まりその体を再生する。驚く犬夜叉たち。そこへタイミング悪くかごめが現代から帰還した。かごめを見た無双は、再生した触手でかごめを捕らえてしまう。
第70話 「よみがえった鬼蜘蛛の記憶」
脚本:千葉克彦/絵コンテ:新留俊哉/演出:山本 恵/作画監督:中島里恵
 かごめを襲った無双は犬夜叉の風の傷で粉砕された。様子を監視していた奈落は神楽に、無双の行方を犬夜叉に伝えよと指示。犬夜叉達が去った後、無双は再生して復活していた。安全確保のため現代に戻ることになったかごめだが、楓から鬼蜘蛛が匿われた洞窟の話を聞き、洞窟に向かってしまう。その洞窟に来ていた無双は野盗鬼蜘蛛の記憶を取り戻すが、そこへかごめが来た。桔梗に執着する無双は桔梗似のかごめを捕らえようとする。一方、鬼蜘蛛の心を捨て、桔梗を始末しようとする奈落だが、無双を切り離したことで異変が生じ、立ち去る。洞窟に駆けつけた犬夜叉は無双相手に苦戦する。
第71話 「三つ巴の死闘の果て」
脚本:千葉克彦/絵コンテ:波多正美/演出:鳥羽 聡/作画監督:佐久間信一
 風の傷で斬られても再生する無双。弥勒は蜘蛛の模様部分に心臓があると犬夜叉に知らせるが、神楽に邪魔され無双の破片を最猛勝に持ち去られてしまう。再生した無双の前に現れた奈落は、無双を取り込もうとし、無双を追ってきた犬夜叉と三つ巴の戦いになる。だが、奈落はついに無双を取り込む。無双こと鬼蜘蛛が、奈落の身体のつなぎとして必要だったのだ。奈落もまた半妖であり、弱体化する時があるが、その時を自分で選ぶ奈落は、身体を組み替えより強くなっていくという。犬夜叉は奈落を倒そうとするが、さらに強力になった奈落の結界に阻まれて取り逃がす。
第72話 「刀々斎の珍妙な試練」
脚本:武上純希/絵コンテ:福本 潔/演出:福本 潔/作画監督:竹内浩志
 奈落の結界を破る技を求め、刀々斎を訊ねた犬夜叉は山猫妖怪の子・ブンザと知り合う。ふたりは刀々斎の命ずるまま働くが、兄弟子風を吹かせるブンザが倒れてしまう。事情を聞くと、山猫妖怪の縄張りにナナフシ妖怪が現れ、結界を張って山猫たちを追い出したという。頭領である父・シマジのため、結界破りの技を会得したかったブンザだが、シマジがひとりでナナフシに戦いを挑んだと聞き、急いで山に戻ってしまった。後を追った犬夜叉は、ナナフシ妖怪と対決して退治。ブンザと再会を約し、工房へ戻るが、刀々斎の頼んだ仕事は、秘技会得の修行ではなかった。