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第61話 「現れた桔梗と式神使い」
脚本:武上純希/絵コンテ:福本 潔/演出:福本 潔/作画監督:佐久間信一
 黒巫女・椿の呪詛に必死に抵抗するかごめ。同じ頃、椿の前に桔梗が現れ、動揺した椿は呪いを途切れさせる。自由を取り戻したかごめは、犬夜叉と共に四魂の気配を追う。一方、50年前には桔梗に呪いを返され敗れた椿だが、今は死人の身で現世に留まる桔梗を見くびり、桔梗の生まれ変わりのかごめを侮る。だが、かごめの霊力は汚れた四魂の玉を浄化し、椿の居所も突き止める。桔梗は椿に「犬夜叉に手出ししたら私が貴様を殺す」と恫喝して姿を消すが、桔梗に逆う椿は呪いを再開、「鉄砕牙を使えばかごめを殺す」と呪詛を続け、犬夜叉に狐の式神を放った。
第62話 「底知れぬ椿の呪縛」
脚本:隅沢克之/絵コンテ:阿宮正和/演出:阿宮正和/作画監督:竹内浩志
 椿の呪詛で意識を奪われたかごめは幻の世界で次第に戦国時代のことを忘れていく。だが、幻の中に現れた桔梗似の弓道部顧問の言葉、「この世界はお前が決めている、お前は誰だ?」で、かごめは意識を取り戻した。「あたしはあたしよ、ほかの誰でもないわ!」かごめの矢で援護された犬夜叉は、ついに三尾の狐を倒す。だが、椿の式神の蛇はまだ生きていた。襲いかかる式神。しかし、かごめは弓で弾き返す。50年前の桔梗と同じ方法で呪詛を破られた椿は四魂のかけらを持ったまま逃走し、復讐を誓う。
第63話 「行く手を阻む紅白巫女」
脚本:千葉克彦/絵コンテ:石原立也/演出:石原立也/作画監督:池田晶子
 椿は、かつて修行した陰陽師の館を訪れた。多宝塔に封じられた鬼を四魂の力で飼い慣らすため、禁断の扉を開こうというのだ。椿に騙された若き巫女、紅葉と牡丹は追ってきた犬夜叉達の前に立ちはだかる。誤解を解こうとした弥勒は手癖の悪さで失敗。二人は犬夜叉とかごめを写した巨大式神を繰り出し、呪術で犬夜叉や七宝の動きを封じて戦う。だが、珊瑚の飛来骨が術を解き、自由になった犬夜叉は『風の傷』で巨大式神を退治。弥勒、七宝、雲母が二人の介抱に残り、かごめ、犬夜叉、珊瑚、楓は椿を追う。
第64話 「多宝塔の巨大な鬼」
脚本:千葉克彦/絵コンテ:山本 恵/演出:山本 恵/作画監督:佐久間信一
 かつて桔梗と並び称された巫女・椿は、四魂のかけらを預けられなかった嫉妬から黒巫女になった。そうとは知らぬ紅葉と牡丹は真実を確かめるため、弥勒達と多宝塔へ向かう。
 一足早く塔に着く犬夜叉達。その前に神楽と椿の式神が現れた。椿の式神を退治した犬夜叉達だが、椿は既に禁断の封印を解き、鬼を呼び出していた。四魂の力で鬼に変化、犬夜叉をも取り込もうとする椿。だが、犬夜叉の爆流破が鬼を粉砕。四魂のかけらは神楽が持ち去ってしまう。妖力を失った椿は若さを失い塵と化して果てた。
第65話 「さらば青春の日々」
脚本:武上純希/絵コンテ:加瀬充子/演出:鳥羽 聡/作画監督:菱沼義仁
 ある夜、何者かが珊瑚に憑依して弥勒を襲った。倒したムカデ妖怪の仕業かと調べてみるが、どうやら違う。そして今度は、弥勒が操られて珊瑚に襲いかかった。その場を逃げた七宝だが、弥勒から飛び出した小さな影は犬夜叉に取り憑き、七宝を追いつめる。
  だが、本当の標的は冥加。蚤妖怪で冥加の許嫁の生姜ばばあが、冥加を連れ戻そうとして一連の事件を起こしたのだ。生姜の一途な思いを知ったかごめ達は、生姜と冥加との結婚式を取りはからう。が、冥加は替え玉を仕立て遁走してしまう。
第66話 「奈落の結界 神楽の決心」
脚本:高橋哲子/絵コンテ:福本 潔/演出:福本 潔/作画監督:佐久間信一
 奈落の結界に緩みが生じた。しかし、その日は朔の日。夜になると犬夜叉は妖力を失い、奈落探索を断念。一方、ついに奈落の城を突き止めた鋼牙だが、迎え撃った神楽に両足の四魂のかけらを奪い取られてしまう。そこへ駆けつける犬夜叉。神楽は逃げる。が、人の姿を鋼牙に晒してしまった犬夜叉は、すぐに鋼牙とケンカを始めた。すかさず止めたかごめは、傷ついた鋼牙の手当てして犬夜叉をヤキモキさせる。
  一方、城から奈落の気配が消え、裏切りを決意した神楽は、奈落から自由になるために殺生丸を利用しようとする。