これまでのお話 > 放映一覧に戻る
第43話 「ついに折れた鉄砕牙!」
脚本:高橋哲子/絵コンテ:西森 章/演出:石原立也/作画監督:池田晶子
 かごめから奪った四魂のかけらを奈落に渡した桔梗が犬夜叉の前に現れた。「私が四魂の玉と共に奈落を消し去るまでは殺されるな」と告げて去った桔梗を庇う犬夜叉に、かごめは腹を立ててしまう。
 奈落が生み出した三番目の分身、悟心鬼が犬夜叉達への刺客として差し向けられた。
 心を読む悟心鬼に闘いの先回りをされ、苦境に立つ犬夜叉達。『風の傷』を突き抜けた悟心鬼は、鉄砕牙を噛み砕く。だが、この危機に犬夜叉は、完全な妖怪に変化。悟心鬼を血祭りにあげた犬夜叉を、かごめは「おすわり」で鎮め、元に戻す。
第44話 「灰刃坊の邪悪な剣」
脚本:山田隆司/絵コンテ:石原立也/演出:阿宮正和/作画監督:佐久間信一
 刀々斎は、犬夜叉の牙を使い折れた鉄砕牙を修理する。
 一方、死んだ悟心鬼の牙を持ち去った殺生丸は、刀鍛冶・灰刃坊にその牙を与えた。天生牙で甦った牙で宝剣『闘鬼神』を完成させた灰刃坊は、剣に宿る怨念に操られ、犬夜叉を襲撃する。朔の日で人間に戻った犬夜叉を庇い、剣の使い手を倒そうとする弥勒。だが、剣が操る灰刃坊は絶命しない。そこへ、刀々斎が到着。朔の夜も明け、妖力を回復した犬夜叉は、刀々斎が直した鉄砕牙で闘おうとする。が、鉄砕牙はとてつもなく重い刀になっていた。
第45話 「殺生丸、闘鬼神を振るう」
脚本:武上純希/絵コンテ:青木康直/演出:佐藤照雄/作画監督:中島里恵
 犬夜叉に挑みかかった灰刃坊は、結局、鉄砕牙の剣圧の前に消し飛んで果てた。残ったのは邪気を放ち触る事も出来ない闘鬼神のみ。そこへ、真の持ち主である殺生丸が現れる。
  犬夜叉の変化の秘密を探る殺生丸は、闘鬼神を振るい、犬夜叉を追い詰め、犬夜叉は、再び妖怪に変化しかけてしまう。しかし、刀々斎の機転で、犬夜叉一行はその場を引いた。
  一方、悟心鬼の末路を見届けに来た神楽は、殺生丸を闘鬼神の使い手と認め、期待を寄せる。実は神楽は、奈落から自由になる事を望んでいたのだ。
第46話 「獣郎丸と影郎丸」
脚本:山田隆司/絵コンテ:加瀬充子/演出:鳥羽 聡/作画監督:佐久間信一
 奈落の新たな分身・獣郎丸と影郎丸が、犬夜叉達に襲いかかってきた。かごめの危機に舞い戻った鋼牙は、犬夜叉と悪口を言いながら、2体の妖怪と闘うが、土に潜る影郎丸に苦戦。珊瑚は毒薬を使い、影郎丸の動きを封じる。影郎丸が獣郎丸の体内に戻り、飛び出してきた所を諸共に斬り、退治する犬夜叉。一緒に斬られそうになった鋼牙は、間一髪難を逃れ、かごめの空々しい礼を真に受けて退散する。だが、犬夜叉は鋼牙との仲を勘ぐる。腹を立てたかごめは実家に帰ると言い出す。
第47話 「奈落に残る鬼蜘蛛の心」
脚本:山田隆司/絵コンテ:山中英治/演出:阿宮正和/作画監督:荒木英樹
 鋼牙の一件で、犬夜叉と喧嘩したかごめは、現代に帰還。
 その頃、奈落は桔梗を慕う鬼蜘蛛の心を消し去るため、桔梗を始末しようと巨大死魂虫を差し向けた。体を動かすのに必要な死魂を抜かれた桔梗は、辛くも逃げ延び、かつて犬夜叉を封印した御神木と骨喰いの井戸まで辿り着く。その桔梗を助けた犬夜叉は、一人で奈落を滅ぼそうとしている桔梗を案じ、守るのは自分しかいないと桔梗を抱きしめる。しかし、桔梗は50年前のふたりには戻れぬと去っていく。その桔梗と犬夜叉を、戦国時代に帰ってきたかごめが目撃してしまう。
第48話 「出会った場所に帰りたい!」
脚本:山田隆司/絵コンテ:石原立也/演出:石原立也/作画監督:池田晶子
 現代に帰ったかごめは、桔梗を選んだ犬夜叉の気持ちを察し、もう戻れないと悩む。だが、手元に四魂のかけらが残っていた。それを返し、おしまいにしようと決めたかごめだが、現代の御神木の前で、犬夜叉との初めての出会いを思い出す。そこで桔梗がいなくなってしまえばいいと思うほど、犬夜叉が好きだったと自覚するかごめ。かごめのママは、そんなかごめに「何を悩んでいるかは聞かないが、信じている」と勇気づける。戦国時代に戻ったかごめは、別れを告げようと決めていた犬夜叉に、「犬夜叉と一緒にいたい」と素直にうち明けた。