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第31話 「心優しき哀愁の地念児」
脚本:隅沢克之/絵コンテ:加瀬充子/演出:西森 章/作画監督:中島里恵
奈落の毒で弱った雲母のため、犬夜叉とかごめは毒消しの薬草捜しに出かけた。薬草の畑を守る妖怪・地念児は、実は半妖。人間のおっかあと2人暮らし。巨体のわりには弱虫のため、村人にいじめられていた。その村に人喰い妖怪が出現。勇気をふるって闘う地念児は、怪力でみごと妖怪を退治。地念児のやさしさに村人達も心を開く。同じ半妖の犬夜叉は、自分の過去を思い起こしてかごめに語る。
第32話 「邪気に落ちた桔梗と犬夜叉」
脚本:太田 愛/絵コンテ:波多正美/演出:鳥羽 聡/作画監督:佐久間信一、重田敦司
強い邪気の元を探り、犬夜叉と弥勒が踏み込んだ洞穴。その穴には、何百という妖怪が死闘の末、全て勝者に吸収される『巫蠱の術』が施されていた。犬夜叉はかごめを守るために合体妖怪と闘うが、相手を倒せば犬夜叉も合体してしまう。穴の邪気に引かれて現れた桔梗は、破魔の矢で術の結界を解き放つ。合体妖怪と共に外へ吸い出される犬夜叉、かごめ、桔梗。その先には奈落がいた。合体妖怪を取り込み、かごめに砕かれた体を再生した奈落は桔梗を連れ去る。
第33話 「囚われた桔梗と奈落」
脚本:太田 愛/絵コンテ:波多正美/演出:菱田正和/作画監督:菱沼義仁、佐久間信一
桔梗救出に向かった犬夜叉達を襲う妖術・幻影殺。術が効かないかごめは、桔梗によって四魂のかけらを奪われ、殺されかける。かごめを思い出して術を破った犬夜叉が助けに来るが、かけらを持って去った桔梗は、そのまま奈落の城に乗り込み、奪ったかけらを奈落に預けてしまう。奈落が完全な妖怪に変化するために四魂を欲している『半妖』であると見破った桔梗は、完璧な四魂の玉を手にした時、奈落を地獄に送るつもりでいた。
第34話 「天生牙と鉄砕牙」
脚本:山田隆司/絵コンテ:まついひとゆき/演出:石原立也/作画監督:池田晶子
 刀鍛冶・刀々斎が、研ぎ出した名刀『天生牙』と『鉄砕牙』は、それぞれ殺生丸と犬夜叉に遺されたもの。戦う刀を欲する殺生丸は癒しの刀『天生牙』に満足せず新たな刀を刀々斎に要求。逃げ出した刀々斎は、犬夜叉が一度だけ鉄砕牙で百匹の妖怪をなぎ倒したと冥加に聞き、追ってくる殺生丸の相手を犬夜叉にさせる。竜の腕で隻腕を補った殺生丸は、『刀の真の威力を引き出す正しき軌道、鉄砕牙の奥義』=『風の傷』を悟っていた。驚く刀々斎。『風の傷』もつかめない犬夜叉は、闘いで圧倒的な不利に追い込まれる。
第35話 「名刀が選ぶ真の使い手」
脚本:山田隆司/絵コンテ:西森 章/演出:中山岳洋/作画監督:中山岳洋
 殺生丸の爪の毒で目を塞がれた犬夜叉は、妖気のぶつかる匂いを頼りに、『風の傷』を読み、刀の真の力を引き出して、殺生丸を退ける。犬夜叉を使い手と認めた刀々斎は、鉄砕牙を研ぎ直して、去っていった。人間の少女・りんは、激しく傷ついた殺生丸を見つけ救おうとする。心動かされた殺生丸は、人喰い狼に襲われ命を落としたりんを天生牙の力で蘇生。 一方、四魂のかけらの気配を追う犬夜叉一行は、村を襲った狼を倒す。そこへ、つむじ風を伴って一人の男が現れた。新たな敵を前に緊迫する犬夜叉達。
第36話 「かごめ略奪! 超速の妖狼 鋼牙」
脚本:隅沢克之/絵コンテ:加瀬充子/演出:青木康直/作画監督:中島里恵
 手下狼を殺された妖狼族の若頭、鋼牙は、四魂のかけらを仕込んだ右腕と両足を武器に、犬夜叉と互角の闘いを繰り広げる。結局、危険を察知し、あっさり逃げた鋼牙だが、かごめの霊力に興味を持って戻ってきた。鋼牙がさらったかごめには七宝がくっついていく。かごめを捜す犬夜叉達は、途中で妖鳥に襲撃された。その妖鳥こそ、妖狼族の天敵・極楽鳥。極楽鳥が持つ四魂のかけらを狙う鋼牙に協力を約束したかごめは、助けが来るのを待ちつつ逃げ出すチャンスを窺う。