作品紹介

作品情報

機動戦士ガンダム MS IGLOO 1年戦争秘録

ポスタービジュアル
© 創通・サンライズ
作品名
機動戦士ガンダム MS IGLOO 1年戦争秘録
公開
2004年07月19日
配給
バンダイミュージアム  
映像メディア/発売元
バンダイビジュアル
あらすじ

「機動戦士ガンダム」の舞台となった「1年戦争」を背景に「第603技術試験隊」所属のオリバー・マイ技術中尉の視点を中心に繰り広げられる、1年戦争末期を描いたオリジナルストーリー。
第1話「大蛇はルウムに消えた」
 宇宙世紀0079年。ジオン独立戦争初期、試験支援艦ヨーツンヘイムは試作兵器である艦隊決戦砲「ヨルムンガンド」をジオン本国からサイド5(通称ルウム)宙域へと移送していた。後に”ルウム戦役”と呼ばれる一大艦隊戦に参加するためだ。この部隊には大学を卒業したばかりのオリヴァー・マイ技術中尉、総帥府から派遣されたエリート女性士官のモニク・キャディラック特務大尉をはじめ雑多な人間たちで構成され、その中にベテラン砲術長アレクサンドロ・ヘンメ大尉もいた。
 ジオン本国からヨルムンガンドこそ艦隊戦の雌雄を決する切り札と聞かされ、ヨルムンガンドは臨戦態勢に入りヘンメも砲術長としての誇りをかけて連邦軍艦隊を殲滅せんと待ちつづけるが…。

第2話「遠吠えは落日に染まった」
 第603技術試験隊は地球侵攻作戦さなか2年前に不採用となった試作モビルタンク「ヒルドルブ」を地球に降下し地上で評価試験する新たな指令を受ける。ヒルドルブに乗り込むのは、戦車兵のデメジエール・ソンネン少佐。マイ技術中尉とキャディラック特務大尉はヒルドルブを搭載したコムサイに搭乗し、地球へと降下する。しかし、降下途中にコムサイは連邦軍の攻撃を受けてしまい、ヒルドルブと連邦軍の間で交戦が始まってしまう。そしてソンネン少佐の目の前に現れた敵は、皮肉にも……。アリゾナの荒野で時代に取り残されたモビルタンクの戦いの幕が切って落とされた。

第3話「軌道上に幻影はは疾る」
 宇宙世紀0079年10月24日、ジオン軍は連邦軍のモビルスーツ開発成功を知り、主力モビルスーツ「ザク」を凌駕する新型モビルスーツ「ヅダ」の開発と成功を発表。ヅダとそのパイロットのジャン・リュック・デュバル少佐がヨ-ツンヘイムに配属され、第603技術試験隊の士気は高まり意気揚々となる一方、ジオン本国の技術本部内でマイ技術中尉は公国軍の地球での戦況が悪化の一路を辿っている事と、連邦軍のオデッサへの大反攻作戦の情報を得る。第603技術試験隊は艦隊司令部より緊急入電を受けオデッサ上空の宙域に向うが、そこにはかつてない光景が待っていた。連邦軍のモビルスーツと「ヅダ」は地球軌道上で激しく交戦する。

バンダイミュージアムにて限定上映。

メインスタッフ
原 作:矢立 肇・富野 由悠季
監 督:今西 隆志
脚 本:大熊 朝秀・大野木 寛
演 出:松田 剛吏
ベースメカニカルデザイン:大河原 邦男
スーパーバイザー:出渕 裕
デザインワークス:出渕 裕・カトキハジメ・荒牧 伸志・山根 公利・藤岡 建機
設定考証:永瀬 唯
CGスーパーバイザー:小畑 正好
音響監督:藤野 貞義
音 楽:大橋 恵
関連作品
[OVA] 06.04.26-06.08.25 機動戦士ガンダム MS IGLOO 黙示録0079 (全3話)
http://www.msigloo.net/