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ワンダーフェスティバル2020[冬]にて開催!ホビージャパン「勇者シリーズ30周年記念 ホビー開発者トークショー 」レポート!

2020年02月20日イベント
勇者web勇者王ガオガイガー

2月9日(日)千葉・幕張メッセにて開催された「ワンダーフェスティバル2020[冬]」では、ホビージャパンブースにおいて「勇者シリーズ30周年記念 ホビー開発者トークショー」が行われました。

今年で30周年を迎える勇者シリーズ。本トークショーでは、ホビージャパン キャラクタープロダクツ事業部 柳沢祐介さん、バンダイ キャンディ事業部  長澤洋平さん、壽屋 戦略開発部 千葉翔平さん、アウェイクン・スタジオ クリエイティブディレクター ルー・クォックさん、アウェイクン・スタジオ アートディレクター フレッド・ラウさんが新アイテムの情報なども含めた様々なトークを繰り広げました。


▲左より柳沢さん、長澤さん、千葉さん、ルーさん、フレッドさん(最右は通訳さんです)
 


まずは、1月に発売された「スーパーミニプラ」シリーズの「天竜神」と「ガオガイゴー」についてバンダイ長澤さんが説明。
「天竜神」はロボットでありながら女性であるというキャラクター性を再現するためにプロポーションも複数案検討されたほか、可動も劇中に近い動きを出来るよう設計。“トップレスで失礼”出来るように作っていると話しました。
「ガオガイゴー」は、可動はもちろん劇中の必殺技「シナプス弾撃」も再現可能。柳沢さんもホビージャパンにて連載中の「覇界王~ガオガイガー対ベターマン~ the COMIC」の執筆作業精度が“爆上がり”となっているほどの出来だと話しました。

さらに、「覇界王~ガオガイガー対ベターマン~ the COMIC 2」特装版に付属する「スーパーミニプラ ギャレオリア・ロード」が登場。ステージでは最新版のテストショットを交えつつ説明が行われました。


▲ホビージャパンブースで展示の「ギャレオリア・ロード」!(スーパーミニプラ ジェネシックガオガイガーは別売)
 



▲さらに、展示には『勇者王ガオガイガーFIMAL』より「ジェネシックガオガイガー ヘッドディスプレイモデル」と『ベターマン』から「彩 火乃紀」の原型も展示!
 


また、ワンダーフェスティバル2019[夏]を皮切りに行われていた「スーパーミニプラ商品化希望作品アンケート」の結果が発表されました。総勢2,462名の投票があり、1位には『勇者特急マイトガイン』が選ばれました。3位には『勇者指令ダグオン』、7位と9位にはそれぞれ『勇者警察ジェイデッカー』と『勇者エクスカイザー』がランクインするなど勇者シリーズの人気の高さを伺わせていました。


そして、アンケートの期待に応える形で『勇者指令ダグオン』のスーパーミニプラ化が発表されると会場は拍手につつまれました。どの機体からアイテム化されるかについてのマニアックな話には会場からも笑いがこぼれました。

次に、壽屋千葉さんから3月に発売が迫る『勇者エクスカイザー』より「グレートエクスカイザー」のプラモデルが説明されます。


アニメーションならではのパースを再現できるように「カイザーソード」は通常とパース付きの2種類を用意。また、腕や肩では引き出せる多重な関節を実装し、自由なポージングができるようになっているほか、ディティールについても塗装やシール無しの“素組み”でも楽しめるよう作っていると話しました。
 


今後のラインナップには『勇者警察ジェイデッカー』が発表されていますが、さらに以後のラインナップは5月に行われる静岡ホビーショーで解禁。まだアイテム化されていない新たなタイトルになるとのことなので楽しみにお待ちください。
また、「クロスフレーム・ガール」シリーズ最新作として『勇者王ガオガイガーFINAL』より「ガオファイガー」の登場も決定。他の「クロスフレーム・ガール」とのコラボレーションも楽しめます。



話題は「POSE+」の新シリーズ「STYLE」へと移り、アウェイクン・スタジオのルーさんとフレッドさんから説明がありました。
アウェイクン・スタジオは、香港のトイメーカーで、独自のブランドである「POSE+」を2018年に発表。巨大ロボットコレクターの感動と魂を呼び覚ますことをミッションに、これまで「METAL」シリーズをリリースしてきました。
 


ルーさんは、『ガオガイガー』について、“精巧なメカデザイン”“魅力的なストーリー”“印象的なキャラクターデザイン”“奇麗な作画”全てがパーフェクトで、高校生の頃から最も好きなロボットであったことから、今回「STYLE」シリーズの第1弾として選んだと話します。
さらに、造形は、独自の解釈要素を加えて劇中における合体手順などをリファインすることにより合体機構を実装しつつより力強いプロポーションを再現。合体形態でも高い可動性を実現し劇中さながらのダイナミックなポージングが可能なのはもちろん、ガイガーのギャレオンへの変形なども実装予定と説明しました。
 



▲試作品の段階でも高い可動性や様々なギミックが!完成品の発売を心待ちにしよう。
 




▲日本での販売代理店であるART STORMブースでは試作品などの展示が行われた。
 



最後に、ホビージャパン柳沢さんから今回彩色見本が初展示されている『勇者王ガオガイガーFINAL』より「ジェネシックガオガイガー」が紹介されました。


▲全体的に高級感や素材感を演出しているほか、ジェネシックギャレオンのシルバー部分は改めてアニメを検証し、塗師の案で黄色味ががった銀を金色として再現。(写真はホビージャパンブース展示のもの)

 

また、現在はフィギュアの彩色について検証しており、仕上がりをご期待くださいとのことでした。
 



▲膝のドリルは可動によりポージング時の蹴り先感をリアルに演出可能。
 

可動については、左腕のプロテクトシェードの展開ギミックを差し替え無しで再現するほか、手首や指は全て可動。ガジェットフェザーは全体が連動して開くようになっており、脚はほぼ180度可動し、足の爪は相手を掴むような動きも可能となっているなど豪華な仕様となっていました。
 

マニアックなトークに会場は終始大盛り上がりとなっていましたが、残念ながら時間となりトークショーは幕を閉じました。

今後の勇者シリーズの展開をお楽しみに!