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ロケーション現場

東京/東品川埠頭/EP01

カマキリと痛キャラステッカーを貼った男のバイクの最初の遭遇場所は、大都会の海運物流の拠点をロケ現場とした。
出走待ちのカラサワイサオ氏が、気がつくとレンタルバイクでウィリーをして遊んでいるのにスタッフは和んだが、その際重要なワンオフ制作の痛キャラステッカーを路上に落としてしまい、全員で探した時には肝を冷やす。

東京/杉並区/EP01

台風一過、河川増水してザリガニが闊歩する場所は、多くの候補地の中からサンライズ本社近くの駐車場を借りた。
監督・プロデューサーも含め、駐車場に繁茂した雑草を、虫よけスプレーを大量に使いながら、一丸となって草むしりを行い現場を造成した。

横浜/岸谷商店街/EP02

監督のイメージするうらさびしい商店街のロケーション・ハンティングは難航した。
結局、今回のフィルムイメージ創生に役立った、監督自身良く知った岸谷商店街に。
放棄されウィンドウが破れたままの自動販売機は、CGで合成加工している。

横浜/鶴見駅近傍/EP02

カブトムシ軍団の移動感を出すためには、適度な壁の長さが必要で、これも多くの候補地の中からスケジュールと移動ロスなどを勘案して鶴見駅近傍に。
鉄道高架の脇は恰好の背景となったが、一方で電車通過時の照明の変化が大きく、撮影は何回も中断せざるを得なかった。
しかも折からのゲリラ豪雨に悩まされ、数度の途中撤退はスタッフの体力を奪っていった。
ケータリングの牛丼も飽きた。

東京/男と女のアパート・葛西/EP03

撮影可能なアパートの選定は、実写チーム・市島Pと小池ADの粘りが効いた。
真夏の現地下見には、作業で多忙の岸本監督の代わりに堀口Pと鈴木CGディレクター(現『SDガンダム三国伝』監督)が荒川サイクリングロードを南下して葛西まで赴いたが、単に汗を流した後のビールが目当てだったらしい。

東京/アパート前の壁・向島/EP03

男が窓から放り出される壁前の地面は、別の場所で収録、アパートとの合成である。
この場所はカメラマンの安西氏のハンティングによる。

東京/空撮・光が丘/EP03

タフガイ・シリーズ初の一大空中戦の舞台は、光が丘のマンションから撮られた。高さと眼下の街並みの都市圏一般に求める監督イメージと、撮影許可など諸条件との折り合いも求められたハンティングだった。

東京/練馬区・大泉/EP00

本編1-3話の作業に入る前に、トレーラーとしてEP00が作られた。コストの削減のためロケ地となったスタッフ(新婚)の自宅に、監督以下むさくるしい男どもが乗り込み、自前で直感モーション・コントロール撮影を敢行。
玄関には以前に作った700Line高精細印刷対応のハイレゾガンダム画集『MSグラフィカ』が。