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今回の『覇王大系リューナイト』上映セレクションはアデュー役の優希比呂さんにご担当いただきました。そんな優希さんに制作当時の思い出や、今回のセレクションについてうかがいました。
『覇王大系リューナイト』がレイトショーで上映されますが放送当時の思い出深いエピソードなど教えてください。
当時、アデューのような熱血少年は演じたことがなく、役を掴むことにとても苦労しました。考えに考えた末、行き着いた結論は、アデューが体当たりで生きているなら優希も体当たりで芝居をするべきだということでした。お陰で何度も声を潰して収録後の予告を読めなくて後日に回して頂き、スタッフさん達に大変迷惑をかけました。でも打ち上げの時スタッフさんに「アデューを優希ちゃんに演じて貰って良かった」と言って貰って、男泣きしたことを今でも覚えています(笑)
今回の上映作品のセレクトもしていただきましたが、上映作品にまつわる思い出などもございましたらお願いいたします。
個人的に「月心、最後の賭け! 大地の剣(アースブレード)を守れ!!」が心に残っています。更に激しくなっていく戦いを前に、“戦いとは”ということを身をもって教えようとした月心の友情・・、そして目を覚まさせようとアデューの頬を叩くパッフィー・・。今まで大きな挫折をして来なかったアデューが、普通の少年に戻って苦悩する姿・・とても心を打ちました。
アデュー以外のキャラクターで一番好きなキャラクターもしくはアデューよりご自分に近いと思うキャラクターはいますか。
やっぱり月心が好きですね。言葉と生き方に説得力があるんです。優しくて面倒見が良くて、でもサラリとしている・・。それでいて大切なものの為に命を掛けられる!なんて、ほんと理想です。
作品を見に来た方たちにここを見てほしいというポイントがございましたら、お願いいたします。
リューナイトの世界の、キャラクター、ドラマ、それらを大画面でもう一度見て頂くことすべてがポイントなのですが、個人的には音楽を感じながら見て頂きたいところです。兼崎順一さんと大島ミチルさんの音楽は、リューナイトの世界を更に壮大なドラマにしていると思います。小杉さんのナレから始まるOPのあの音楽・・ワクワクします!
『覇王大系リューナイト』の上映は8月17日(水)。劇場窓口での前売りも始まっております。そして、水曜日はサービスデーで1000円均一でご覧いただけます。この機会にぜひ劇場でアデューたちの活躍をお楽しみください。
8月7日(日)のレイトショー「TIGER & BUNNY」の上映終了後、尾崎プロデューサーが登壇。会場のみなさまにお礼とご挨拶をしました。
さらに、今回顔出しは初となる制作プロデューサーも尾崎さんの紹介で登壇し、開場のみなさまにご挨拶いたしました。
この日は鏑木・T・虎徹役の平田 広明のお誕生日。
尾崎プロデューサーを中心に開場全員から平田さんへのお誕生日おめでとうのメッセージを撮影して、アフレコの際にビデオレターとしてご本人にお渡しいたしました。
ご来場いただきましたみなさまどうもありがとうございました。
『サンライズフェスティバル2011 夏嵐』の初日となるオールナイトイベント「スクライドナイト!」が8月8日(土)に開催されました。
『スクライド』第1話「カズマ」、第2話「劉鳳」の上映後、前夜祭に引き続き司会の小林治さんが登場。谷口悟朗監督、脚本の黒田洋介さん、カズマ役の保志総一朗さん、劉鳳役の緑川光さんを迎えトークショーが行われました。
――10周年を迎えた『スクライド』がイベントで上映されることについて
谷口監督はいきなり、「嫌なものですね(笑)」と発言。当時と今の自分では、“考え”や“やりたい事”は当然同じでは無い、しかし当時を否定すると今が成立しないとし「ものすごく“恥ずかしい”という所がある。」と語っり、さらに来場してくれたファンの皆さんには「来てくれた事はものすごくありがたいと思いつつもなんで来ちゃったんだ君たち」と笑いを誘っていました。
今回のようにファンの皆さんが観に来てくれることは、「ありがたい」「殊勝な方たちだ」と語る脚本の黒田さんは、「監督が何年か経てば違う見方が出来るんじゃないかとおっしゃっていたので、違ったものを感じていただければサンライズフェスティバルをやった意味もあるんじゃないかな。」とのこと。
保志さんが、「当時の初々しさとか、勢いもあって良いけど、もう一度やり直したくもあって、もちろん当時を否定したくないけど…」谷口監督同様ちょっと恥ずかしいという発言に、緑川さんは「僕は、過去の作品を観てもらって全然恥ずかしくないです。」と発言して会場は笑いに包まれた。
――制作当時のエピソード
最初のアフレコ前にキャストを集めて食事会を開いて世界観や第1話の説明などを行った谷口監督。監督にとっては「いつもの事」らしいが、保志さんは「あまり無いパターンだったので、逆にすごいプレッシャーになって谷口監督はすごく説して下さったんですが、ほとんど覚えてない。」と発言し、総ツッコミを受けていた。
緑川さんは、「叫ぶところが多かった」ので、テストから叫ぶと本番でいい芝居が出来ないと感じて抑え目にやっていたそうだが、「後半に行くにしたがってバンバン、バンバン他の声優さんもやるわけですよ。それで“俺もやっちゃおうかな”って我慢できなくなって(テストから)やったら本番であまりいい芝居ができなくて…」テストから叫んでいた保志さんに対して「憎らしかった」。
独特な感じがするセリフ回しなどは黒田さんが監督と二人でセッションしていった感じだったが、クーガーや瓜核などは監督からはノーチェックなぐらいOKだった事。
また、シナリオがほぼ出来た後に「衝撃のファーストブリット」などの決め台詞がでてきた事や、アフレコ現場でのセリフの追加など「スクライド」ならではのエピソードを披露してくれた谷口監督と脚本の黒田さん。
さらに、「シリーズを作っていく中で谷口監督が最初に想定していたものと大幅に変わったなと思うものは?」といった質問では、谷口監督は「瓜核ですかね」とし、「瓜核はもう少し悪役にするつもりだったが、キャスティングで島田敏さんが演じられることになって、そうすると脚本家側から島田さんは悪役に出来ないっていう…。(笑)」これに対し黒田さんは「瓜核をイイ人にした方が、話が締まると思います。あくまで協議の上ですよ。僕が駄々こねたみたいに言わないで下さい」と反論。
――『スクライド オルタレイション』を作るきっかけ
谷口監督は最初、『リヴァイアス』10周年の時のようにトークイベントのようなものを考えていたそうだが、バンダイビジュアルやサンライズから10年前の作品でもう一回何らかの形で今のお客さんに対して伝えることは出来ないだろうかと提案を受け、全く考えていなかったが、考えようによっては面白いかなと思いオルタレイションを作ることにした。自分や黒田さんなど何人かの我がままのところでやっていたものが、10年たったところで色んな人の声だったり、思わぬところから話があったりする。そういう事ならば実際“どうなるのかな”という事も込みでちょっとやってみましょうかというのがスタートだったとか。
――ファンの皆さんへ
谷口悟朗監督「今日皆さんとあえて幸せです。同時に来ていただいてありがとうございます。『オルタレイション』の事に関して少しお話させてください。TVシリーズを再構築していくといったところで、10年前と同じことをやるつもりは無いんですよ。やはり10年前の仕事をまんま再現するということほどつまらないものはないですよ。役者さんたちに関しても当時演じていたカズマだったり劉鳳だったりは、それはそれで肯定はする。ただそれをそのままやってってもつまらないと思うんですよ。それはそれである物だとした上で、今現在なりの解釈だったり考えだったりを乗せていくといったスタイルになります。脚本の構築に関しても同じですし、それは作画にしろ、撮影にしろ、全てのセクションにわたって、もう一回10年前の自分たちのところに向き合った時にどういった答えが導き出せるのかといったようなものだと思っていただければありがたいです。だから、今日この場に来て頂いている皆さん方も10年前観ていた『スクライド』がどういう感じで10年たって自分たちの中でもう一回咀嚼したりとか、向き合ったりできるのかという目線を持っていただけるとありがたいです。今日はどうもありがとうございました。
脚本の黒田洋介さん「僕はサービス担当係なので色々と皆さんの観たいシーンを入れてみましたので、ぜひともそこら辺も期待して観ていただければと思います。よろしくお願いします。」
カズマ役の保志総一朗さん「カズマは実際にやりたかった役で、なかなかやりたくてもやれなかったりするんですよ。本当に願ったり叶ったりなんですけども、でもこんな怖いアフレコも久々だなという部分もありますので、2011年後半は『スクライド』一本には絞れないですけどこの10年分の想いを拳に込めてカズマを新しいカズマとして、今からオールナイトでカズマを見ると思いますがそのカズマに負けないカズマとして皆さんの前に戻って来たいと思いますのでぜひ期待して待っていてください。今日はどうもありがとうございました。」
劉鳳役の緑川光さん「劉鳳をやった宿命その責任もあります。『スクライド』は本当に好きな作品です。だから今度やる作品も当然イイものにしたいと思っているので、その作品も好きになれるよう自分が今できる事以上をやりたいなと思います。そのためには、コンディションの事や精神的な事など色々関わってくると思いますけれども、本当に良い状態でやれたらなと思います。ぶっちゃけ年齢的に考えてもパワフルな役ってそう何本もやれないと思うんだけれども、前回もそういう覚悟でやりました。今回も保志君が頑張るって言うからね、それに表裏一体の感じのキャラクターだから俺も目一杯頑張って、少しは自分もそうですけど皆さんにも喜んでもらえるようなキャラクターにしたいと思いますので楽しみに待っていてください。今日はどうもありがとうございました。」
トークショー終了後、第3話「ホーリー」から第14話「無常矜侍」までオールナイトで上映され、夏の暑さに負けない熱いイベントとなりました。
スクライドは、10月26日(水)に発売される『スクライド』Blu-rayBOXや、『スクライド オルタレイション』前編 TAOが、11月19日(土)に全国9館にてイベント上映が行われます。
詳しくはスクライド公式webでご確認ください。
左から、司会の小林さん、谷口監督、脚本の黒田さん、保志さん(カズマ役)、緑川さん(劉鳳役)
トークショーの最後にはサンフェス恒例のじゃんけん大会が行われ、登壇者のサイン入りポスターがプレゼントされました
今週末8月13日(土)はサムライトルーパーナイト!
『サンライズフェスティバル2011夏嵐』会場のテアトル新宿のロビーには発売に先駆けてアーマープラスのサムライトルーパーシリーズの商品が展示されてます。この商品を監修をされた、井上幸一さん(サムライトルーパー設定制作)に監修されたポイントやさらにはサムライトルーパーの設定制作当時のお話を聞きました。
−アーマープラスのシリーズを監修されたときに、こだわられたことはなんでしょうか。
キャラクターの顔は当然ながら、各々のキャラクター達、そして鎧の持つ印象(らしさ)を大切にしました。表情や鎧の造形(曲線や直線の組み合わせ)が難しいのですが、そこを敢えてお願いしています。色相いは、渋さではなく、あえてアニメーションのカラーチャートをベースに本編のイメージの再現にこだわっています。
−井上さんはサムラートルーパーの他にも様々なサンライズ作品の設定制作を担当されていますが、設定制作のお仕事をわかりやすく教えてください。
アニメーションを作る(描く)ための、画面に登場するすべての登場キャラクター、舞台背景、大道具や小道具、メカや小物にいたるすべてのデザインを用意(発注や回収)し、管理することです。サムライの場合には文芸の仕事であるストーリー展開の作業も兼任していました。
−サムライトルーパーの設定制作をされていたときの思い出深い出来事などございましたら教えてください。
色々とありすぎます。
金山(明博)さんから塩山(紀生)さんへのリレーでキャラクターを作ったこととか。監督が身体を張って武装シーンを作り出していた風景とか...。
−サムライトルーパーのキャラクターで一番好きなキャラクターもしくはご自分に一番近いと思うキャラクターは誰ですか。
好き → 白炎。 近い → ナスティの車です。
−オールナイト上映を見に来た方たちにここを見てほしいというポイントがございましたら、お願いいたします。
オールナイトということで、物語をトレースする構成にはなっておりますが、その為、各キャラクター毎のコアなこだわりエピソードはいくつか抜けています。ただ、各作画監督の手による力の入ったエピソードは、チョイスされておりますので、皆さんの好みの絵を、再確認してみて、ぜひ燃えてください。
『サムライトルーパーナイト!』のゲストは烈火のリョウ役の草尾 毅さんと金剛のシュウ役の西村 朋紘さんです。
チケットはお立ち見のみですが、まだ多少ございます。ご来場ご希望の方はお早めに!
8月6日よりはじまりました『サンライズフェスティバル2011夏嵐』
初日オールナイト上映の『スクライドナイト!』、日曜日のレイトシュー上映の『TIGER & BUNNY』と両日とも満席の賑わいとなりました。
ご来場いただきましたみなさまありがとうございました。
今年は上映だけでなくご来場いただいたみなさまにお楽しみいただけるように、テアトル新宿のロビーの展示も上映作品にあわせ順次変更いたします。
また、上映をご覧いただいたかた全員に来場者プレゼントとしてサンライズクルセイドのカードをプレゼント!
さらにアンケートにお答えいただいた方の中から抽選で上映作品の放送当時のお宝グッズ詰め合わせをプレゼント!!
アンケートのご協力もよろしくお願いいたします。
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