富野由悠季監督 湖川友謙氏 尾崎雅之 竹田裕一郎氏 福井晴敏氏 芦田豊雄氏 井内秀治監督 谷田部勝義監督 高松信司監督 米たにヨシトモ監督 望月智充監督 高橋良輔監督 塩山紀生氏 大河原邦男氏 大河原邦男 2010.08.27 掲載 ──これまで劇場で見る機会のなかった作品も含め、懐かしい作品から最新作までスクリーンで大河原メカを堪能できる今回の企画について、感想をお聞かせください。（特に、今年20周年を迎える勇者シリーズについてはいかがでしょうか。） 勇者シリーズは『１０年続ける』の合言葉の基、始められた企画でしたが残念乍一本足らなかった・・・ ９年間と言う長い間、毎年新作を発表し続けられた事は、スタッフの絶え間無い努力と根性が有ったからこそと思っています。 多分うんざりした時期もあったと思う。私にとっても毎週のサンライズ通いは少々きつかったから。 全作品に思い出は有りますが、特にエクスカイザー、ガオガイガーが強く印象に残っています。 ──「サンライズフェスティバル2010夏」最終週である8/29〜9/3は、「ボトムズウィーク」としてTVシリーズからセレクトされたエピソードの他、「赫奕たる異端」「ペールゼン・ファイルズ劇場版」「幻影篇」が上映されます。ボトムズウィークについて大河原さんのオススメ作品、注目ポイントを教えてください。（劇場スクリーンで堪能して欲しいATなど…） ３８年間メカをデザインしてきた中で、特にボトムズは自分から作りたいと思った唯一の作品です。 個々の話数では無いのですが、リアルロボット物と言うジャンルのデザインは「誰もが何処かで見た事が有る部品を適度にデザインに反映させる」と言うテクニックを見つけ出せた事が一番の収穫でした。 メカに対する感性も私に一番合っているジャンルだと思っています。 そんな部分を感じ取ってくれたらラッキー。 ボトムズも随分続きますネ。ファンの方々も根性有る。 ──ボトムズウィーク最終日（9/3）は、「ボトムズナイト！」としてオールナイト上映に加えて大河原さんも出演されるトークショーが行われます。「ボトムズナイト！」を楽しみにしているファンの方に向けてメッセージをお願いします。 或る方の通夜の席で吉川さんと「オリジナルスタッフなのに我々はボトムズのトークイベントに呼んでもらった事が無いな」と話している所を折悪しく近くにいた関係者の耳に入ってしまった。 関係者曰く「呼んでも来てくれないじゃないですか」確かにそうだった。 出不精の私も今回は「ま、たまには良いか・・」と言う事で出演しなくてはならなくなりました。 出るからには何でも話しちゃいますから ！！！ ボトムズもまだまだ続く様ですので皆様今後の展開を見逃さない様に。