#Sere 18「わかりあえない」
同型艦である深紅のディカスティアは、ヴァイタル・ガーダー・エイステラールにてリヴァイアスを包囲する。8枚のエイスフィナーが重力断層を発生させ、リヴァイアスは身動きのとれない筒状の重力場活断層に閉じ込められてしまう。リフト艦は大至急の切り離しを要請。サブルームの支援もあり、出撃したヴァイタル・ガーダーは主砲を撃ち込もうとするが、威力が足りなく敵には響かない。そんな押されている状況の中、ディカスティアは通常空間よりバルジキャノンを発射。この一撃により、遂に死傷者を出してしまったリヴァイアス。「人の死」に反応したイクミは、叫び、無謀ながらも攻撃に出る。また、追い討ちをかけるように起こった艦内の乱闘騒ぎに、ユイリィは打ちひしがれる。
恐怖に怯えたブリッジは、リフト艦への身勝手な要求を出すが、そんな彼らに祐希はぶち切れ「何もしていないお前らは、死んでいるも同じだ」と強烈な一言を示す。その言葉に何も言えなくなるツヴァイ。そして、多種多様の反応を返す訓練生たち。祐希は独断でヴァイタル・ガーダーの重力フィールドを凝縮させ、高重力空間を突破。そして、イクミとの連動により、2つのバルジキャノンを敵に撃ち込み、ディカスティアを撃墜する。 こうして勝利を修めたリフト艦では、イクミが祐希に対し賞賛の言葉を述べていた。そんな現場にブルーとの遭遇のため、持ち場を離れてしまっていた昴治が戻ってくる。冷ややかな目で昴治を見るイクミたち。そして艦内では、こずえが衝突していた女子たちの策略により、集団暴行を受けていた。
脚本:黒田洋介 作画監督:杉光 登 画コンテ:池田 成 演出:北川正人
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