1話〜4話 5話〜8話9話〜12話13話〜17話18話〜21話22話〜25話
26話〜30話31話〜34話35話〜38話39話〜43話44話〜47話48話〜53話

第18話 気合だ、ギアダンプロボ! 5月7日放送
脚本:岡崎純子/絵コンテ:菊池一仁/演出:西村大樹/作画監督:高橋晃
 浄水システムの実験を兼ねている水族館としてオープンした海のテーマパーク・マリンパーク。そのシンボルのタワーで続いている振動の原因調査依頼がMRRに入る。出場命令が発令されて現場へ向かうイエローギアーズ。
 通報者の飼育係が落ち着かない動物たちの様子を心配してMRRに通報したのだが、マリンパークの社長はMRRに非協力的。大地がタワーの傾きを指摘してタワーの立ち入り禁止を要請するが聞く耳さえももたない。仕方なく入場券を買って内部調査を続行しようとするが、お金が足りず2人分しかチケットを買うことができない。公平にじゃんけんで、勝った大地と小百合が調査にあたるが、目立っておかしい場所は見当たらなかった。
 しかし突然、ガラゴロがタワーの脚部に攻撃して海中の柱を壊してしまい、タワーは大きく傾いてしまう。傾くタワーを支えるドリルロボ。当直明けで出場命令が発令されていないレッドウイングスは、ジェットチームとファイヤーチームと引きつれて現場へ向かってしまう。
 現場を確認するため海中へ潜ったショウは、柱の脚部を攻撃するガラゴロを発見。大地は、水門を開けて水位を下げてガラゴロの姿を捉える。ガラゴロの非道に怒った大地は、ジェットロボにマリンパークの人々を避難させ、ファイヤーロボにはドリルロボの代わりにタワーを任せて、パイパー合体を指令。一方、小百合とケンはギアダンプをロボモードに変形させて、タワーの脚部を保持する。ハイパードリルロボはゾーンを展開させてガラゴロと戦闘。ガラゴロは分身の術でハイパードリルロボを攪乱させようとするが、大地は分身したガラゴロを全て倒して術を破ることを指示。あらためて本気になった大地の怖さを知ってしまったMRRの子供たち。大地の判断とギアダンプの根性と活躍で、二次災害を未然に防げたのであった。

第19話 ボクァ、サブマリンロボ 5月14日放送
脚本:兵頭一歩/絵コンテ:鈴木信吾/演出:佐土原武之/作画監督:実原登
 様々な場所に対応したレスキューのために、日々マシンロボの研究と開発を重ねる天才少年・水道橋通博士。彼は新たなマシンロボ“サブマリンチーム”の耐圧実験のために、ブラッド長官、マリーと共に深海艇キューブ01に乗り込んでいた。そこへ突発的な海流の異常が発生し、深海艇キューブ01のケーブルが引きちぎれ、深海に孤立してしまった。 その頃MRRのメンバーたちは、水中での訓練に励んでいた。子供たちの中でも海辺育ちのショウは、注意力に少々難があるものの、抜群の成績を挙げる。そこへ長官たちが搭乗していた深海艇が事故にあっているという知らせが入る。ショウは長官たちを救助するため、みずから出場を志願。予備の深海艇キューブ02に乗り込む。ショウが海のレスキューを志願したことには理由があった。彼には、幼いころ海の事故で姉を失うという痛々しい過去があったのだ。大切な人を守れなかったという心の傷を負うショウは、今度こそ笑顔を守ると決意し海底へと向かった。
 深海艇キューブ01に近づいたショウは、緊張でふるえながらも、替えの酸素カートリッジを接続させることに成功。そして実験途中だったサブマリンロボを起動するためにディスクをロードする。その作業中に突然、水中仕様のガラゴロが襲いかかってきたが、ディスクの読み込みが間一髪で完了したサブマリンロボが動き始める。ハイパー合体の後、ガラゴロを「バブルスマッシュ」で撃退。危険な状態だったキューブ01も無事に助け出すことができた。緊急の起動にもかかわらず、見事な活躍を見せたサブマリンロボは、性能実験も問題なくクリアし、晴れてMRRへ配属されることになった。そして、ショウも訓練の成果とみずからの勇気によって心の傷を乗り越え、さらなる成長を遂げたのだった。

第20話 格納庫はお好き? 5月21日放送
脚本:吉岡たかを/絵コンテ:小倉宏文/演出:小倉宏文/作画監督:竹内進二
 正式入隊が決まり、イエローギアーズの新しいメンバーとなったサブマリンロボ。海を愛する爽やかな性格のサブマリンロボは、同時にマイペースなタイプでもあり、窮屈な格納庫での待機をなかなか納得してくれない。そんな状況に困り果てた教官たちから、ひとつのアイディアが出される。それは、MRR隊員たちの中でサブマリンロボを説得させた者をロボマスターとして認めるというものだった。
 ショウは早速、名乗りをあげ、何度も挑戦するがことごとく失敗。そんな姿を見かねてドリルロボも説得に当たるが、サブマリンロボは説得に応じてくれなかった。
 そんな中、北海道のオホーツク海沖で、巨大な流氷に鯨が挟まれて苦しんでいるというニュースが入る。ショウは出場命令が出ていないにも関らず、サブマリンロボと共に鯨の救出に向かった。その先にはフリーザー仕様のガラゴロが流氷を作り出していた。その威力によって海は凍ってしまい、サブマリンロボは氷で動きを封じられてしまう。自分の身勝手な行動で、ショウを危険に巻き込んでしまったことを反省するサブマリンロボに、容赦のない攻撃が押し寄せる。万事窮すと思われた瞬間、ドリルロボたちが応援に駆けつけた! ドリルロボは、サブマリンロボを封じる氷を体当たりで破壊し、サブマリンロボは強力な“バブルスマッシュ”でガラゴロを撃破。流氷に挟まれていた鯨も無事に海へ帰すことができた。仲間のおかげでレスキューを完了できたサブマリンロボは、チームワークの重要さを実感し、格納庫で待機することを承諾する。そしてサブマリンロボと心を通い合わせたショウは、念願のロボマスターとして認められるのだった。

第21話 火災旋風の恐怖 5月28日放送
脚本:吉田 伸/絵コンテ:高木茂樹/演出:福本 潔/作画監督:榎本勝紀
 MRRの隊員たちにテストの答案が返却される。太陽の得点はなんと100点。しかし、それは4教科の合計得点だった。一方、エースは全科目で満点。成績が思わしくないレッドウイングスはエースを先生として補習授業を受けることになる。エースはレスキューに必要な知識として、火災旋風について講義をする。憮然とした態度の太陽は彼の優秀さを疑っていた。エースは皆に隠れて何か仕掛けがあるに違いないと思い込んだ太陽は、エースの行動を覗き見する。そこで目にした彼は、ずる賢いことをしたり、ごまかしているわけではなく、また高らかに吹聴しているような天才でもなかったのだ。毎日遊ぶことを我慢し、ファイヤーロボの点検と掃除を欠かさない努力家だったのだ。
 その翌日、製油所火災のレスキュー出場命令が下る。太陽はマリーから、実はエースは太陽のことを誉め、認めているということを聞かされる。天才的なレスキューの才能を持つ太陽に及ばない、エースはそれを自覚しているからこそ努力し続けていたのだ。
 製油所の火災はエースの的確な指示で鎮静化へ向かっていた。そんな中、工場見学中に巻き込まれた子供の救出に向かうエースと太陽。逃げ遅れた子供を救助する途中、太陽は避難路に危険を感じる。その直感に従おうとする太陽を制し確かめに行くエースは、豊富な知識から火災旋風が起きると確信。彼らが避難路を変更した途端、火災旋風が発生する。一時は危機的な状況かと思われたが、ファイヤーロボたちの協力で無事に生還することができた。自分の直感でレスキュー完了したと自慢する太陽に、エースの判断力によって火災旋風に巻き込まれずに済んだことも忘れてはならないと、ファイヤーロボとジェットロボが諭す。その言葉にエースの努力を心から認める太陽だった。


1話〜4話 5話〜8話9話〜12話13話〜17話18話〜21話22話〜25話
26話〜30話31話〜34話35話〜38話39話〜43話44話〜47話48話〜53話

©サンライズ/プレックス
注意:内容および画像の転載はお断りいたします。 作品に関するお問い合わせはこちらまで。