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第13話 完成! トリプルトルネード 4月2日放送
脚本:兵頭一歩/絵コンテ:成田歳法/演出:成田歳法/作画監督:佐久間健
 歌田進と歌田強の歌田兄弟は、プロレス興行を営む実家に帰省した。アリスと、正式にブルーサイレンズ入りが決定したジャイロロボもいっしょだ。
 もともと歌田兄弟の父親は、兄弟にレスラーとして自分の跡を継いでもらいたいと考えていたのだが、一流のレスキュー隊員を目指している歌田兄弟は父親が勧めるトレーニングに見向きもしない。そんな時、歌田兄弟は些細なことからケンカをしてしまう。
 翌日、プロレス興行の準備をしていた現場で父が事故に遭ってしまった。その知らせを聞いて駆け付けた歌田兄弟、アリス、ジャイロロボは、倒れたクレーンの支柱に足を挟まれた歌田兄弟の父親を発見する。だが救助活動に取り掛かろうとした矢先、ガラゴロが出現して事態は急変してしまった。歌田兄弟とアリスは、ジャイロロボにガラゴロを任せて、支柱の撤去に取り掛かる。
 救助作業を通じ、いつの間にかケンカをしていたことさえ忘れ協力する歌田兄弟。彼らは父の救助が完了すると、苦戦していたジャイロロボにハイパー合体を指示する。そして誠が駆け付けた頃には、歌田兄弟とジャイロロボは“トリプルトルネード”なる名トリオぶりを発揮してガラゴロを撃退していた。それをモニターしていたMRR本部では歌田兄弟2人をジャイロロボのロボマスターに決定する。そして息子たちの働きぶりを目の当たりにした父親は改めて2人の夢を理解するのだった。

第14話 太陽は元気です! 4月9日放送
脚本:吉岡たかを/絵コンテ:菊池一仁/演出:佐土原武之/作画監督:実原登
 今日はMRR創立以来、初の公開訓練となる「マシンロボフェスティバル」の日。スタンドいっぱいの観客、向けられる多くのカメラ・・・その注目度は高く、全隊員が気持ちを引き締め出席していた。・・・とは言っても、子供たちにとっては家族が見学に来る“参観日”のようなもの。訓練開始直前までワイワイとはしゃぐ。しかし一同が両親にいいところを見せようとにわかに緊張する中、太陽と大地だけは沈んだ表情を見せていた。大地は両親が来られないことに、太陽は航空事故で両親を失っていたため、寂しさを感じていたのだ。
 隊員の紹介と各隊のマシンロボのお披露目が済むと、子供たちは家族と共に食事をとり始めた。だがひとりぼっちの大地は食事会を抜け出し、会場の外で孤独に弁当を食べる太陽を発見する。大地に自分の事情を語る太陽。そこへ大地の両親が到着し、太陽は本当のひとりぼっちになってしまった。
 午後の訓練では模擬戦が行われた。大地のドリルロボと対戦した太陽は、両親にいいところを見せたいだろう大地に気を遣い、ジェットロボにロクな指示を出そうとしない。しかし太陽の思惑を見抜いていた大地のひと言と、MRRの仲間たちの声援、そして太陽の寂しさを汲んで応援してくれた大井川夫妻の気持ちに気付いた太陽は、MRRのすべてのスタッフが自分の家族であることに気付くのだった。

第15話 無敵、ハイパーステルスロボ! 4月16日放送
脚本:吉野弘幸/絵コンテ:中村憲由/演出:中村憲由/作画監督:竹内浩志
 ステルスロボは、やはりジェットロボたちと同じマシンロボなのか。その謎について調査するMRRの子供たち。マシンロボのデータを保管しているマシンAI研究所にステルスロボの手がかりがあると思いついた鈴は、翌日、休みの太陽を連れて研究所を訪れる。
 ジェイは、ステルスロボの新しい力を手に入れるべく、研究所へ侵入を開始。目的のものが保管してある資料室へ向かう途中、出会ってしまった鈴と戦うことになるが、火災を引き起こして、その隙にオートロックを解除して資料室へ向かった。部屋の奥に隠された黒色のKボーイ、ブラックKボーイにジェイが命令すると、世界各地に封印されていた4機のタンクロボが一斉に研究所へ集結。ステルスロボとタンクロボが合体して、ハイパーステルスロボになってしまった! 
 圧倒的な力の差を見せつけられ、叩きのめされるジェットロボ。応援にかけつけたファイヤーロボ、ポリスロボもダメージを受けてしまう。しかし、ハイパーステルスロボは、マシンロボたちに止めは刺さず、空の彼方へ消えていってしまった。
 そして太陽たちは、長官からジェットロボたちが開発される前にレスキューの目的以外で作られたマシンロボ、それがステルスロボだということを聞かされる。

第16話 ケンのレスキュー魂! 4月23日放送
脚本:吉田伸/絵コンテ:福本潔/演出:福本潔/作画監督:榎本勝紀
 レスキューの一環として骨髄バンクに登録しているMRR隊員。ある日、美波ケンを骨髄提供者とする患者が見つかる。予防接種の注射でさえ仮病を使ってまぬがれようとしたのに、ましてやもっと痛い骨髄の注射を受けるなんて無理だと考えたケンは、MRRを出て行こうとする。
 そこへ、マシンロボレスキューに緊急出場命令が下る。山の診療所から手術のため白血病患者を町の病院へ輸送して欲しいというのだ。しかし、予防接種を受けた子供たちは数時間の休息が必要。結局、注射を受けなかったエースとケンが出場することになった。
 手術を嫌がってなかなか部屋から出ようとしない少年・ひさしを説得するケンとエースだったが、ひさしは窓から病室を飛び出し、山のリフト小屋へ逃げてしまった。そこへステルスロボが現れて、ファイヤーロボと戦闘になる。しかし攻撃を仕掛けても、雷をエネルギーにしているステルスロボにはダメージを与えられない。一方、落雷で小屋が燃える中、ケンはリフトにベルトをくくりつけ、ひさしをふもとまで逃した。燃えさかる炎の中、疲れ切って脱出を諦めかけたケンだったが、自分をドナーとする患者がひさしくんだったことに気付き、気持ちを奮い立たせる。そしてドリルのロボマスターを大地と交換し、ドリルチームにレスキュー合体を指令。ステルスロボを退き、間一髪火事から逃れたケンの行動に感動したひさしは、ようやく手術を受ける決心をする。ケンも痛みと恐怖を我慢して、骨髄注射に臨むのだった。

第17話 立て、サイレンギャリーロボ! 4月30日放送
脚本:吉野弘幸/絵コンテ:菱田正和/演出:菱田正和/作画監督:佐々門信芳
 真面目な誠と嘘泣きでトレーニングから逃れようとするアリスの間でケンカが絶えない。そんなぎこちない空気が流れるブルーサイレンズに出場命令が入る。今回の出場目的は、超電導素材SC-αを使って時速700キロで走る夢の超特急リニアモーターカー“タキオン”の開通式の警護にあたること。全員で警護にあたらなければならないのに誠とアリスの溝はますます深まってしまい、アリスは警護にあたらずタキオン乗客として参加する。
 開通式を無事に済ませ、順調に出発したタキオンだったが、走り出してまもなく黒服の男たちに列車をジャックされてしまった。犯人たちは、車内のどこかに爆弾が仕掛けてあり、時速200キロ以下になる爆破するという。乗客の安全を確保するため、アリスは犯人たちを持ち前の演技力でだまして捕らえようとするが、リーダーの女には通用しない。そんな絶体絶命のピンチのアリスを助けたのは、駆けつけた誠だった。誠とアリスは、捕らえた黒服の男たちから爆弾を仕掛けたのはジェイだと知らされる。
 一方、強はサイレンギャリーで援護、進はジャイロロボで爆弾除去作業に入っていた。しかし、200キロに落としても駅に着くまではわずか15分。爆弾の解除法を知るジャイロロボでも30分はかかってしまう。太陽は、到着駅周辺にある実験用の環状線に線路を持ち上げてくっつけてしまうことを提案。先に避難していたアリスと強は、サイレンギャリーをロボへと変形させ、線路をつなげることに成功した。しかし、その環状線の一部がステルスロボに攻撃されて壊れてしまう。爆弾除去作業をしていた進は、たくさんある線のどれを切ればいいか迷うが、太陽の直感で赤色の線を切断。時限爆弾は止まり、タキオンも脱線をまぬがれたのだった。


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