第99話「人生もゲームもバグだらけ」
2008/3/27放送
新型ゲーム機Oweeを巡る万事屋(&変装した桂)VS真選組のゲーム対決が始まった。第1戦ギャルゲー勝負に挑むのは万事屋の助っ人・桂とギャルゲー達人の近藤。しかし二人はマグロをくわえて登場したギャルの突飛な行動に振り回されてなかなか先に進めない。並行して始まった第2戦「信長のゲボェ」という最低のパズルゲームでは、新八と山崎という地味キャラが激突。着実にブロック?を消していく山崎に対し、新八は大量のブツに焦って遅れをとってしまう。
紆余曲折の末、ギャルゲー対決では複雑なシナリオを読み切った万事屋チームに軍配が上がり、パズルゲームは地味に戦い抜いた山崎の働きにより真選組の勝利となった。これで1対1、チームの勝敗は次の第3戦まで持ち越されることに!
最終戦となる第3戦、オンライン冒険ゲーム「ドラゴンハンター3」はOweeの最新機能を活かしたバーチャルコントローラーに対応していて、プレイヤーはゴーグル、手袋などを身につけるとゲームの世界に入り込みバーチャルプレイが楽しめるというもの。銀時&神楽、土方&沖田がタッグを組んで対戦し、洞窟に巣食う盗賊団を退治した方が勝ちなのだが、どちらもチームワークがまるでなっていない。早速に毒を盛られた銀時が吐血しても神楽はせっかく見つけた毒消し草を自分で食べてしまうし、いきなり倒れて棺桶入りした土方を置き去りにして沖田はカジノに入ってしまう……仕方なく銀時は土方と手を組んで挽回を図る。街中をランダムに歩くキャラ(長老)を武器として進み、何とか復活することに成功。洞窟に入った後は、長老を二等分して敵とそれぞれ戦うのだが、そこに王様を武器として手に入れた沖田が到着、さらには魔王を持った神楽が乱入する!
ふとトイレ休憩をしたくなった銀時がゴーグルを外すと、バーチャルな敵と同時に、プレイヤーは現実の人間相手に殴る蹴るの戦闘を行っていたことに気がついてしまう。
「いやー、やっぱゲームは一日一時間だわ」
第98話「ゲームは一日一時間」
2008/3/20放送
新型ゲーム機Owee発売日、まだ寒い季節の電気街に列をなすオタクたち。純粋不純さまざまな動機から並んでいる人々の中にはキャサリンや松平もいるし、銀時、新八、神楽の3人もいた。彼らの目的は、依頼を受けた5台のOweeをゲットすること。ハイジのチーズを焼いてオタクを誘惑したり、桂とエリザベスをコタツごと蹴飛ばしたりして順番を抜かしていったのだが、列の前方で真選組の面々と鉢合わせしてしまい、共に開店時間を迎えることになった。
店員の注意などまるで聞かず、万事屋と真選組一行は店に突入、銀時と土方はOweeを求めて激しい争奪戦を繰り広げるのだった。続いて乱入した客たちで店内は修羅場と化し、危険な状況に。そこに店が用意したのは、巨大なTV画面とOwee!
「ほしいものはゲームで手に入れろ!」とけしかける店長が指名したゲーマーは万事屋と真選組の6人。その他の客にはどちらのチームが勝つか予想させて、勝ったチームに賭けた客にはOwee獲得権利を与えるという。
課題として出されたのはギャルゲー『バキボキメモリアル』。ギャルゲーをやり尽くして経験値たっぷり自信満々の近藤に対して「んなもんやった事ねーぞ」という銀時。そこに乱入したのは、キノコを好む世界一有名な配管工の変装をした桂! そのヤバすぎる変装に新八はヒヤヒヤするのだが(そもそも桂は指名手配犯だし)、真選組3人はまんまと騙されているようで一安心。かくてギャルゲー対決の火ぶたが切って落とされた!
第97話‐B「花屋とかケーキ屋の娘に男は弱い」
2008/3/13放送
風邪で寝込んでしまった銀時に代わり、今日は神楽が依頼人の話を聞くことに。浮気調査の依頼なのだが、神楽は連れてきた子供らの目の前で亭主の悪態をつくみち子に、説教じみた一言を投げかける……なんだかやたら銀さんっぽい神楽、いやグラさん。とはいえ、変わらぬ愛の証拠を見つけにいく、ということで仕事を引き受ける。
すっかりグラさんのカッコよさに心酔してしまった新八とグラさんはべスパに二人乗りしていい気分、しかし目的地である“くノ一カフェ”に突っ込んで大騒ぎになってしまう。怒って出てきた店長は、偶然にもみち子のダンナ。続いて出てきたのはくノ一コスプレ(?)のさっちゃんだった! 彼女は銀時(実はグラさん)をその豊かな胸に抱擁するのだが、公衆の面前でのさっちゃんの大胆さに店長は大焦り。グラさんはその焦りがさっちゃんへのジェラシーゆえと即決、店長の浮気相手はさっちゃんだと決め付けた。
みち子は証拠の挙がった亭主をメタメタにやっつけるが、そのうち他に怪しい浮気相手が店のスタッフにいることが発覚する! そのスタッフの実家にグラさんと新八は急行した。ところが彼らが持って帰ってきたのは、店長がコソコソと花屋に通って作り上げた、花びらを貼り集めて描いたみち子の美しい似顔絵……だったはずが、花屋にもベスパで突っ込んでいたためにメチャクチャに剥がれてブサイクな顔になり、しかも書かれた名前は「まち子へ」。みち子は逆上して絵を叩き壊し、飛び出していってしまう。慌てて後を追う店長が外で見つけたのは、花びらで書き続けられた「まち子」の文字――途中で「まち子」だか「みち子」だかわからなかったり、でも先頭にひとつだけ、「みち子」と書かれたところにみち子は座り込んでいた。どうにか店長の妻への思いは届いたようで、一件落着なのだった。
第97話-A「昔の武勇伝は三割増で話せ 盛り上ればいいんだよ盛り上れば」
2008/3/13放送
キャサリンの前にかつての泥棒仲間“キャッツパンチ”の一人、クリカンが現れた。このところ江戸で強盗や不審火が続いているのは彼らの仕業だったのだ。彼はキャサリンを口説いて再び裏稼業に呼び戻そうとするがキャサリンは首を縦には振らない。しかしこのままではお登勢に迷惑がかかることになるとクリカンがほのめかすと、キャサリンは顔色を変えて動揺するのだった。
その様子を神楽と盗み聞きしていた新八はキャサリンのジョブチェンジを一人まじめに心配するが、お登勢をはじめ他の連中はまるで取り合おうとしない。「ほっとけほっとけ。芯のある奴ぁほっといても真っ直ぐ歩いてくもんさ」銀時も軽く言うだけだった。
思い詰めた表情のキャサリンが約束の場所にやってきた。彼女はかつての仲間たちを前に、なんとか勘弁してほしいと土下座して頼み込む! キャサリンの揺るぎない決意に恐怖し、次に怒りを爆発させたクリカンは言い放つ。
「いっぺん泥につかった奴はな、一生泥の道歩いていくしかねーのよ」
そこに現れたのは銀時、木刀洞爺湖を手にクリカンを叩きのめし、ジメンのマグナムが放つ弾丸を真っ二つにし、ヨエモンの斬鉄剣をへし折った!!
「一心不乱に突っ走ってりゃ、いつか泥も乾いて落ちるだろ」
この働きの代価に滞納家賃の口利きを頼む銀時だが、こちらはさっぱり取り合ってもらえない。義には義を、お金にはお金を返すのが世の理なのであった。
第96話「男なら諦めるな」
2008/3/6放送
宇宙に浮かぶとある星、そこに突如地中から現れた巨大な黒い球体は増殖しながら文明を破壊、触手をクモの巣のように張り巡らせて地上を占拠してしまった。僅かに生き残った人たちは地下シェルターで息をひそめて暮らすほかなく、かつての王国軍の生き残りである女隊長カイとその部下イワノフは、廃墟と化した地上で球体たちとの闘いを続けていた。そんな孤軍奮闘の二人の前に現れたのは、伝説の救世主――!!彼はどこかで見たような傘を一振り、黒い球体達を次々と爆破していく。
「俺の名は、星海坊主」
彼が自己紹介してヘルメットを取ったその頭には、ずれたカツラがはりついていた。――カイとイワノフは宇宙最強の星海坊主に恥をかかせないよう、冷たい汗をかきながら地下シェルターに向かう。カイは地下でくすぶる市民に向かって決起を促す演説を始めるが、人々は英雄だという星海坊主をその頭からして胡散臭いニセモノとまるで相手にしない。そのうちイワノフがドサクサにまぎれて星海坊主の頭をはたき、ヅラを落としてしまうと場は一層白けてしまった。
イワノフはカイの闘いを止めさせようとわざとヅラを落としたのだったが、それは闘いに勝ったところでこの星は滅びる運命だと他の市民同様イワノフも諦めていたからだった。
実は黒い球体の正体は星の中枢制御システム「アトラス」であり、この星の環境はそもそもアトラスが司っていたのだが、人口が増加して資源を枯渇させてしまうとアトラスは人間が星に害をなす脅威とみなし、人類に反乱したのだという。
やがてシェルターに残る市民を助けるべく救護船団がやって来た。市民たちがこれで脱出できると歓喜にわいている中、カイは、「逃げてどうする。逃げ込んだ星を腐らせまた次の星へ逃げるのか?それを延々繰り返すのか?」と一人でも星を護るために残るという。しかしイワノフは妻子を守って生きていくのに避難の道を選ぶほかないのだった。
「人はそれぞれ己の定めた闘いをしている。……生きることは闘う事だと思っている。自分の定めた闘いから背を向ければ死したも同然――最後まで、自分に負けたくない」
覚悟を決めた凛々しいカイの姿に、娘・神楽と銀時たちのことを思い出した星海坊主は、傘を振るって球体達を撃破していく!!
3ヶ月後、地上に戻ったイワノフそしてカイが見たものは、完全に滅ぼされた故郷……ではなく、カイが苗を植えた所に生えている、「毛」だった!!
「諦めるな!男達よ!
どんな荒れ地にも必ず毛は生える――もうカツラとはオサラバだ!」
星海坊主の力強いナレーション。万事屋でテレビを見ていた銀時、神楽、新八は長過ぎる育毛剤CMに怒りの叫び声を上げるのだった。
第95話「男たちよマダオであれ」
2008/2/28放送
詮議が始まった。被告人はマダオ(=まるでダメなオッサン)長谷川、弁護人は坂田銀時。争点は長谷川が被害者女性にかけたキン肉バスターが痴漢行為に当たるかどうか。銀時は素人ながらも敏腕検事・破牙に食らいつき、彼が出してきた証拠品の長谷川所有エロDVDについては奉行を丸め込んで証拠不十分とすることに成功。しかし次の証拠品、銀魂92話の映像テープ――着替えをする女性をのぞき、職質を受ける銀時――が流れると、言い逃れるのが苦しくなり、長谷川を指差して口を滑らせてしまう。
「俺はのぞきなんてしてねーって!コイツと一緒にすんじゃねえ!」
長谷川のイメージの中ではそれまで、ヨーゼフ長谷川とユキちゃん銀時がかろうじて崖っぷちに掴まって耐えていたのだが、もうダメだ――谷底で待ち構えるモンスター・ハイジに食われてしまう!!
長谷川は捨て身の反撃に出た。破牙検事が不正取引を持ちかけたことを暴露したのだ。しかし破牙は長谷川が妻に逃げられた個人的怨恨から自分を陥れようとしていると反論、ハツと自分は愛し合っている、長谷川は負け犬だと畳み掛けるように主張した。
ところが勝負が決まったかと思われたその時、銀時はクララが立つ、いや飛ぶ的な反撃を開始、破牙と複数の女性たちとのツーショット写真をばらまいた!破牙はそれでも自分が本気で付き合っているのはハツだけだとひるまない。そこで銀時は昔話を始める――それは『長谷川はなぜ今日も裾丈の妙に短いオンボロスーツを着ているのか』という、涙なしには聞けない夫婦人情話だった。
「すまねーな、コイツまたアンタの用意したスーツ着なかったよ。とんでもねえガンコ野郎だ。……いや、とんでもねえガンコ夫婦か、汚ねえカッコ同士お似合いだぜ」
銀時がそう言ってぽーんと風呂敷包みを投げた先には、傍聴人に混じった長谷川の妻ハツがいた。彼女は深々とお辞儀をして去っていってしまう。
詮議の結果が言い渡された。長谷川は女房を泣かせた罪で有罪、刑はハツを今すぐ追いかけること!すぐさま走り出し、ハツに追いついた長谷川はずるっと階段で滑ってしまった。――そして今度は女房相手にキン肉バスターを決めてしまったのだった。
第94話「電車に乗るときは必ず両手をつり革に」
2008/2/21放送
“マダオ”(=まるでダメな男)こと長谷川の就職が決まった。珍しく自分から別居中の妻・ハツに電話して嬉しそうに報告する長谷川。ところが彼が本当に伝えたかった次の一言、「また二人でやり直せないか……」と途中まで口にした時、電話の向こうで男の声がしてハツは不自然に慌てて電話を切った。その様子に男の存在を直感した長谷川は、初出勤当日、同じ電車に乗りながら銀時に浮気調査を依頼する。長谷川の新しい勤め先がグラサン通勤OK、売るのは怪しいモノと聞いて心配になる銀時。しかし、その昔ハツが初就職祝いに買ってくれたという、なぜか裾が妙に短いスーツに身を包み、七三分けにして気合を入れている彼を見て、ハツの身辺調査を引き受けるのだった。
電車からの降り際、つまづいた長谷川は勢いで近くにいた女性の手首を掴んでしまう。線路に落ちた二人に、ホームを通過する電車が迫る! ――二人はなんとか無事だったが、なぜか長谷川は女性にキン肉バスターをかけた体勢で線路に降り立っていた!! 結局「痴漢」として収監されてしまう。
銀時たちは留置場まで面会にいくが、長谷川は連日の取り調べで精神的にも肉体的にも疲れ果ててしまっていた。銀時から渡されたハツの身辺調査書をこわごわ見た長谷川だが、彼を待っていたのはさらに過酷な事実だった――同封の写真にハツと並んで写っている男は、長谷川の詮議を担当する破牙検事だったのだ!
破牙はハツとの離婚を条件に、無罪にしてやると長谷川に取引を持ちかける。彼は、長谷川が幕府から切腹を命じられて逃亡を図った事実を掴んでいたのだ。独房で我が身を振り返る長谷川。なぜいつも、幸せを掴みかけると逃げていくのか――幸せの花が咲ききらないうちに摘み取る、ハイジが住んでいるのか。
そんな時、面会に来た銀時が、ハツからの預かり物だという風呂敷包みを届けにくる。
「クビつるための縄なんざ用意するのはゴメンこうむるが……
アンタを奈落から引き摺りあげるための縄なら、幾らでも用意してやらぁ」
マダオはようやく弱気を振り払い、負け戦でも最後まで闘う決意をしたのだった。
いよいよ詮議が始まった。汚い手を使う破牙にはハツを渡さないと闘志を燃やす長谷川。そこに現れた弁護人は、坂田弁護士――なんと銀時だった!!