いつもと同じアッシュフォード学園。ただ、シャーリーの記憶は戻らないままだった。シャーリーやルルーシュの前に姿を現したもう一人のギアス能力者、マオ。彼はかつてC.C.と契約を交わし、それを果たせず、今はただギアスの力だけが増幅し続けているのだという。人にギアスを与えたならば、最後まで責任を負うべきだとC.C.を責めるルルーシュ。だが、C.C.はルルーシュとの契約を破棄して、マオの元へと戻ると言い出す。
 C.C.は一人指示された遊園地に向かい、再びマオと対面する。C.C.は知っていた。マオの目的がルルーシュではなく自分自身であること。そして、マオの気持ちを。ルルーシュに言われたように、責任を果たすべくマオに銃口を向けるC.C.。だが、その引き金を引くことができない。C.C.の真意を知ったルルーシュは、マオから彼女を救うための方法を思案する。人の思考を読み取るマオと、頭を使って戦うには……。

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