ナリタ連山での戦闘における被害は、一般人を巻き込む甚大なものであった。被害者の中にシャーリーの父親がいたという事実は、ルルーシュとカレンの心を苦しめる。だが、ルルーシュはゼロとして、犠牲があるからこそ立ち止まってはならないのだとカレンに諭す。それは、ルルーシュが自らに言い聞かせなければならないことでもあった。ブリタニア人のジャーナリスト、ディートハルトから、コーネリア軍の動きを掴んだルルーシュは黒の騎士団を率いて出撃する。そこでスザクの操るランスロットと一騎打ちになるルルーシュ。だが、居るはずのないシャーリーの姿を見てスザクの攻撃に倒れてしまう。シャーリーはブリタニア軍純血派メンバーのヴィレッタから、ルルーシュが黒の騎士団と関わりを持っていると知らされ、後をつけてきたのだ。シャーリーは、父親の敵を討つためゼロに銃口を向ける……。

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